2012年 8月9日のマニラ新聞から
記録的豪雨
首都圏などの被災者数が122万人に達し、4州と6市2町が被災地宣言。死者は計16人
6日から7日にかけてルソン地方中部を襲った記録的豪雨の死者は、8日午後までに
計16人となった。負傷者は4人。被災者数は、首都圏と15州で計26万6千世帯、
122万人に達し、パンパンガ州などが被災宣言を出して、中央政府による復旧支援を
要請した。これら被災地域では8日も、強い雨が断続的に降り、首都圏と9州の一部地域で
洪水被害や停電が続いた。
比気象庁によると、7日午前8時~8日午前8時の24時間に、
首都圏ケソン市で記録した総雨量は391ミリで、6~7日の323ミリを上回った。
台風11号が遠のいた影響で、豪雨をもたらした南西季節風(ハバガット)の
吹き込みは弱まりつつあるが、同庁のオルディナリオ予報官は「首都圏や
ルソン地方中西部の各州では9日も局地的豪雨に見舞われる恐れがある。
天候回復は10日以降になる」と警戒を呼び掛けた。
国家災害対策本部によると、死亡した16人のうち9人は、首都圏ケソン市で
7日に起きた土砂崩れの犠牲者。残り7人は、バレンスエラ市とパンパンガ、サンバレス、
バタンガス各州の水死者と感電による死者。
州別の被災者数は、パンパンガ州の30万5千人が最多で、全体の約25%を占めた。
バタアン、カビテ、ブラカンの3州も22~24万人に達した。首都圏は7万8千人。内訳は、
カロオカン市2万9千人、マリキナ市1万1千人、モンテンルパ市8千人など。
小学校や親類宅に避難した住民の総数は、前日の13万人から39万5千人へ増えた。
8日午後現在も広域洪水が続いているのは、首都圏の全17市町とパンガシナン、ブラカン、
パンパンガ、バタアン、タルラック、サンバレス、カビテ、ラグナ、リサール各州の73市町。
うち被災宣言を出した自治体は、パンパンガ、サンバレス、バタアン、ラグナ各州▽
首都圏ナボタス、マラボン、モンテンルパ、マリキナ各市▽ブラカン州マロロス、
メイカウアヤン両市とギギント、オバンド両町――の4州6市2町。
洪水の影響で、首都圏と近隣10州では、休校が8日も続いた。同日午後5時半現在の
教育省発表では、9日も首都圏ナボタス、マンダルーヨン、バレンスエラ、サンフアン、
マカティ、マリキナ、パサイ各市とパテロス町、ブラカン、
リサール両州の一部自治体で休校が続く。
一方、アキノ大統領は8日午後、モンテンルパ市内の被災地を視察し、住民らに食料などの
救援物資を手渡した。次期上院選出馬が有力視されるアンガラ下院議員、
ホンティベロス前下院議員、ビアゾン関税局長、ビリアヌエバ技術教育技能開発局長らが
同行した。ケソン、カロオカン、マリキナ各市も訪問予定だったが、国家災害対策本部で開いた
会議が長引いたため、9日へ延期した。(酒井善彦)
[ 2012年 8月9日のマニラ新聞 ]
本日の日記
2012年8月9日(木) 午前7時 天候 曇り 気温24℃ 湿度90%
本日は我フランシスコバランガイで、起きている事を記してみます。フィリピン共和国は、
約42,000のバランガイ(最小行政区)の集合体なのです。規模的には、日本の町内会と、
同じぐらいの規模ですかね、大きく違うのは、独自に警察組織、裁判組織等を、
有すると云う事でしょうか、バランガイ内の揉め事等は、バランガイ内で解決せよと、
云う事なのでしょうね、解決出来なければ、上部組織に委ねよと、解釈致して居りますが、
ただ利害関係者双方の、言い分を、コンシハル(評議員)が、仲介にたち話し合いで、
解決して居りますね、義弟ダニロは、我がバランガイの、コンシハルですが、キャピタンミノの
子供のニノンなんです。フィリピン流に云えば、コムパリと云い、血族関係は有りませんが、
親戚同様の関係なんです。以前のキャピタンは、子供のシャビ事件で、住民から辞職しろと、
云われていましたが、保釈金を稼ぐ為、任期いっぱい、頑張りました。【笑】今度のミノは、
酔っぱらい運転で、大きな事故を3回も、起しそれも彼女の所に通った時、起こしています。
怒った奥さんは、バランガイ事務所に、怒鳴り込んでくるので、困った義弟達は、
リコール運動を、起こして辞職させようと、画策致して居りますが、どうなるのでしょうか、
本当にろくな、キャピタンが生まれないのが、私の暮らす、フランシスコバランガイです。【笑】
此処一週間の話ですが、身元の分からない、お年寄りが身を、寄せて居るそうです。
住まいは何処か、名前は誰か、聞いても本人も、分からないようです。所持金はゲームに
使う玩具のお札を沢山持って、いるそうですが、食事は役員が自宅から、持ち寄りお世話を、
していますが、出て行かず困っています。誰か話し相手に、引き取って、下さり方は、
おりませんで、しょうかね、【笑】
下水処理が適当なんで、ウンコにオシッコまみれの中を実際は歩いてるんですねξコレラも出でくる可能性も有りますね…水嵩が上がれば=病気に繋がり心配ですね
バランガイはよろずや相談の場所でもありますね【笑】
今日は希望的観測もあって、晴れ間が拝めるかなっと思って居ましたら、
まだ薄暗い朝っぱらから、ピカッっと来る有様。
昨日も少し明るくなって、近場のスーパーに車で買い出しに出かけたら、
1時間ほどの買い物で、帰る時はパソンタモもあっという間に冠水です。
フィリピンの天気は、女性の心以上に読めません。(笑)
冠水で被害を受けた地区の方々も、そろそろ雨が止み水が引かない事には
たまった物じゃ無いですね。
心から被災地の方々に、お悔やみ申し上げます。
日本はもうすぐ大型夏季連休で、避暑にフィリピンに来る方々も
多いと思いますが、偶にの渡比ですので、良い天気で迎えてあげたいですね。
フィリピンのバランガイですが、未だに良く解りません。
地域によってはバランガイ・ポリスなる物も、パトカーもある所も有りますね。
日本の町内会みたいに、町会費みたいの有るのでしょうか?(笑)
私の家のバランガイは何て言うのかな?
アヤラ・センターでは、独自のセキュリティー・ポリスも有って、
システムが未だに良く解りません。
私のバランガイは何か、今度聞いて見ますね。(笑)
3年前に私のアパートのあったバランガイのキャプテンの選挙の立候補者(現職)の演説会に立会いました。
ピノイ友人は冷ややかで好意的ではありませんでしたが、再選されたようです。
演説内容は地元の道路のアスファルト化だとか市からの援助で住民サービスの云々だったらしいですが、このバランガイのキャプテンにもかなりの利権があると聞きました。
見た目はマヤマンのように見受けませんでしたが、事業を手広くやってると聞きました。
因みにバランガイはケソンシティーのホーリースピリッツで面積的にはかなり広く、比較的裕福な家庭と貧民層が混在とした下町です。
ホールやオフィスも比較的大きく綺麗です。ポリスも常駐してますから比較的安全なのですが、昔はホールドアップやジプニーでの泥棒も頻繁にあったと聞いてます。
それほど古い町ではないですから顔役的な人もいないみたいです。
としくん・お早う御座います。
>異常気象が続きますね
こんな事は初めてだと、年寄り達は申して居りました。
兎に角異常ですね、
タガイタイは、首都マニラから、60Km,
同じ気候帯に有るのですが、
海抜が5百米も有りますので、
洪水の恐れはあまり聞きませんが、
マニラに勤務する人達が
多く生活しています。早く水が引いて欲しいのですが、
>コレラも出でくる可能性も有りますね…水嵩が上がれば=病気に繋がり
コレラだって、破傷風だって、他の伝染病の心配もいっぱい有りますね、これから水が引いた後の問題が沢山有りますよ、
>バランガイはよろずや相談の場所でもありますね【笑】
フィリピンでの生活はバランガイ無しでは語れません
>晴れ間が拝めるかなっと思って居ましたら、
まだ薄暗い朝っぱらから、ピカッっと来る有様。
私も同じなんですよ、洗濯物が溜まったので、命の洗濯では無く、本当洗濯をしようと思って居たのですが、薄く曇りの空から、またしても雨が、
>帰る時はパソンタモもあっという間に冠水です。
フィリピンの天気は、女性の心以上に読めません。(笑)
きらさんのチジレッ毛の息子さんの気持ちのように、【笑】パソンタモは、冠水の名所、何であんな街中を、バハから守れないのですかね、
>そろそろ雨が止み水が引かない事には
たまった物じゃ無いですね。
マラボン地区のお友達の所も心配ですね、本当にみんな病気になっちゃいますね、
>日本はもうすぐ大型夏季連休で、避暑にフィリピンに来る方々も
多いと思いますが、偶にの渡比ですので、良い天気で迎えてあげたいですね。
甥っ子がマニラで刃物で脅され、強盗被害に遭い、帰宅しました。
こんな時期ですから、みんな困っていますので、凶悪犯罪も増えますよ、
邦人の観光客が無事に帰れる事を祈って居りますが、無理でしょうね、
危害が最小限で済むよう、祈るのみです。
>地域によってはバランガイ・ポリスなる物も、パトカーもある所も有りますね
私のバランガイでは市から贈られたパトカーが有りますが、この車で3回も大事故を起こしました。キャピタンが、デート中に、【笑】
>町会費みたいの有るのでしょうか?(笑)
バランガイの運営経費は市から支給されているのです。タガイタイは裕福なしですから、他の地域よりも多いいですよ、【笑】
>独自のセキュリティー・ポリスも有って、
システムが未だに良く解りません。
住民が多いから、複数のバランガイが存在すると思います。
>今度聞いて見ますね。(笑)
色んな事に関わっていますので、バランガイ無しではフィリピン生活は考えられません。独自に有りますよ、
今朝も強い日差しですが、湿気がないので爽やかな朝になっています。
ダニエルさんもご存知の通り、利根川や荒川の堤防工事が済んだ後は、殆ど水害が無い当地です。
フィリピンの現状やタイの洪水、また国内の洪水を見て、いつも驚いています。
また、崖崩れも無縁な当地ですので、家々を押しつぶす破壊力にも驚きです。
被害を受けた方々は大変な思いをされておられるでしょうが、一日も早く元の生活に戻られるように願っております。
「バランガイ」というのは、ある意味で「自由自治」なんでしょうか。面白い組織だと思っています。
私がバランガイ組織の恩恵を受けたと認識しているのは、バランガイ所有のジープに乗せて貰った事ですが、車を所有していない人達は、バランガイに申し込んで借用するようですね。
ジープのお礼を出さなかったのですが・・・。気が利かない男ですよねぇ。
Yamachangさん・今日は、
>ピノイ友人は冷ややかで好意的ではありませんでしたが、再選されたようです。
住民の反対派の人かも知れませんね、
>このバランガイのキャプテンにもかなりの利権があると聞きました。
此の国では中央から、末端まで利権を求めての争いですね、反対派から、抹殺される事も多いですよ、
特に選挙時には、
>見た目はマヤマンのように見受けませんでしたが、事業を手広くやってると聞きました。
中央と結びついてかなりの収益が有ると思います。
>それほど古い町ではないですから顔役的な人もいないみたいです。
猿山にはボスが必ず居るように、間違いなく統率者が現れますよ、まして利害が絡むのですから、
>湿気がないので爽やかな朝になっています
羨ましいですね、此方灼熱でいいから太陽が欲しいです。
この際、熱中症なんで、怖くない、【笑】
>利根川や荒川の堤防工事が済んだ後は、殆ど水害が無い当地です。
タンポポやノビル、からし菜は少くなりますね、セリもいいですね、あまり汚さないで、下さいね、
利根導水で荒川に引き込んだ水が朝霞の浄水所で汲み上げられ東京の飲料水になりますからね、【笑】
>被害を受けた方々は大変な思いをされておられるでしょうが
大雨が降ったのは天災ですが、ダムから放流したのは人間です。
私は両方に原因が有ると思いますが、インフラ整備の遅れが問題ですね、
ビニール袋の使用と、ポイ捨て、何処でも捨てるのも、問題ですね、
>車を所有していない人達は、バランガイに申し込んで借用するようですね。
力関係で一般の人は普通使えないですね、役員は優先して使いますが、燃料はバランガイ持ちでしょうか、
使用した人はバランガイの権力者でなないでしょうか、
>ジープのお礼を出さなかったのですが・
出したら個人のポケットマネーになるだけですよ、