モンの運動会がありました。秋晴れのいい日です。
モンは幼稚園の年長さん、幼稚園の運動会はこれが最後です。
年中さんとの混合競技ではひとつ年下の友達をリードして、しっかりしたお姉さんぶりを発揮しました。競技中、道具の壊れるトラブルもありましたが、一生懸命やっているのが遠目にもよくわかりました。
次は太鼓。
年長さんになると太鼓、ちゃんちき、ちゃっぱを使った太鼓演技を披露します。モンは「ちゃんちき」に選ばれました。これはリズムの要で大切な役なんです。ちゃっぱはやはりしっかり者のAちゃん。
だけどね、本当はモンさん、太鼓を叩きたかったみたいなんです。ちゃんちきがきまってからもモンにしては珍しくゴニョゴニョ言っていました。・・・ま、モンの気持ちもわかります。だって年少さんの時から、年長さんになったら太鼓がたたけるんだ、って楽しみにしてきたんだものね。
でも堂々と演技できました。ママも誇らしかったよ。
運動会、最後の種目は年長さんによるリレーです。
このリレー、いろいろあったんです。
先生達も苦心してリレーのチームを分けたのです。
いつも同じチームが1等になることがないように、同じチームがビリにばかりならないように、毎回競えるように。
だから足の速い子はどうしても遅い子と同じチームになります。足の速いS君はチームのアンカー。でもなかなかバトンが早く回ってこなくて、ずいぶん悔しい思いをしていたようです。
モンも「○○ちゃんと○○ちゃんが入れ替わったよ。前は勝てたんだけどねー、勝つの難しくなっちゃったー。」なんて言っていました。
さてさてリレーです。我が子も応援しますが、すっかりなじみになったよその子供達も応援したくなります。子供達の走っている勇姿を見ていたら・・・・感動、胸一杯。
アメリカ行きの前に3歳になったばかりのモンを幼稚園に入れた日の、ちっこいモンちゃんが思い出されます。みんな大きくなった、大きくなった。
こんな感動をもらえて、本当にママになって良かったな。
この日、仕事で運動会に来られなかったチュンチュンを運動会の後ビデオ持参で訪ねました。
夜、「親子競技」、「クラス対抗パパ・ママ・先生によるリレー」、「PTAの綱引き」に出場した私は、久しぶりの運動で足の細胞がどうかなったようです。体温が下がらず眠りにつけなくなったのでした。