稲垣潤一 メドレーを思う

YouTubeで 稲垣潤一メドレーを聴いた
初期の作品を聴いていると 若い頃の記憶がこみ上げて来て なんか切ない思いがした
好きな娘に告白出来ず 夜中に 「蒼い追憶」を聴いて車を走らせたこと
同棲みたいに暮らした女と別れた「246:3AM」 みたいだった
友達の元彼女を好きになって 夜にドライブした 「ドラマチック レイン」の気分だった
何となく恋が 空回りしだした時 「ロングバージョン」を聴いた

俺の失恋物語と 稲垣潤一の曲は 一緒にいた
もちろん 実際の恋は曲のようにクールではなかったが
青かった俺は 稲垣潤一の曲を被らせて 酔っていたんだろうな

でも そんな思い出も ある意味 素晴らしい宝物だ
車を走らせながら泣いた夜
弱い酒を無理やりに飲んで ゲロ吐きながら 泣いた夜
勇気が出せず 押し倒せなかった夜
何となくシラケて終わった別れの夜

純粋だったな！