なんと言うか、子どもの頃から触れたことのある作品なのに、理解できることは少しずつ変わって行く。そこにあるのは、「優しさ」だと言うのは分かるのだが、優しさそのものは今でも確としたものは分からない。ただ、それがいろんな形をしていることだけは分かる。
アンソニー・クイン(ザンパノ)とジュリエッタ・マシーナ(ジェルソミーナ)のほぼ二人芝居、ここまで語りつがれる優しさの物語は、まだこれからも機会あるごとに観る価値がありそうだ。あの寂しげなメロディは、記憶にはっきり残る。イタリアは今は立派な先進国だが、敗戦して間もない頃の映画が、一番心に染みる。貧しい生活の中の、かすかな希望を抱いて、人々が互いの優しさに触れながら、世界は少しずつよくなっていた時代。
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