ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

まいったね

さすが、立川流家元。談志師匠である。NHKBSハイビジョンで午後1時から夜の11時まで放送された談志特集は、笑わせてもらいながら、大変な人を知っちゃったなという、今更の話を頭で反芻するばかり。
いつTV見ても、この人とは付き合えないと思うのであるが、今回、お弟子さん達を見ていると、みんな大人しい。正統派の落語家というべきか。家元が自分の後継者がいないと嘆いていたが、無理かもしれないね。たけしとかの方が後継者に近いかもしれないが、歳だしね。
番組で森本レオが「独才者」と表していたが、言い得て妙かもしれない。しかし、志ん生、志ん朝、小さん、円生、文楽を少しだけ知っているが、この人達も相当に「独才者」という感じもする。三平師匠は「落伍者」だったが。追いつけそうだが、追いつけない、あの喋り、間合い。談志師匠も同じと言ったら失礼なのかもしれないが、あの境地にいながら、まだ、何かを彼らに求めているような気がするのである。師匠の家の本棚に志ん生、志ん朝、文楽の写真が無造作に飾ってあった。鬼籍に入った人には勝てない。落語は偉大だ。
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