ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

プリウスの違和感

トヨタがトラブルに後手を踏むなんて、というより大きなトラブルを起こすのが信じられないのでありますが、今回はアクセルの問題からブレーキであります。アクセル問題の解決を加速したいのにブレーキ問題でストップがかかるなんて洒落になりませんのであります。
問題のプリウスについては、昔から回生ブレーキの関連で違和感があるというのは多くあったようですが、今回問題となった新型プリウスのABSに関連した違和感をいわゆる自動車評論家の方々が試乗時に気がついて指摘していたのではないかとググってみたら、レスポンスという自動車サイトでは:岩貞るみこ氏「加速はいい。ブレーキは止まりきる直前にちょびっと違和感があるけれど、でも悪くない。」この人以外の他の評論家でブレーキに言及したひとは誰一人いませんでしたのであります。
さらに誰かいるだろうと検索しても、3代目でよくなったという評価ばかりで危険性に言及している人は見つからなかったのであります。ということは、先代はよっぽど酷かったということなんでしょうが、それが問題にならなかったというのはこんなもんだよということであったのでありましょうか。
現状でもトヨタの見解は、特有のクセとしているようで3代目をリコールするかどうかと言えば、もっと悪い先代までリコールしなきゃならないということになるのでありましょうか。
アタクシは運転したことがないので、なんとも言えませんが、安全性の問題となるということを消費者を代表する自動車評論家の方々は予期していないことであったとしたら、結構、自動車ジャーナリズムにも問題があるのではないかと考えるのであります。ちょっと今日は真面目でありますね。

コメント一覧

ほいほい
回生ブレーキ
電車と同じで回生ブレーキを使うことで発電させている仕組みですが、やはり足踏みブレーキの感覚とはズレがでますね。出来るだけ発電したいということでモーターによる間接ブレーキと機械式ブレーキでのダイレクトな制動を組み合わせるという技術的には難しいことですから、相当苦労したんだと思いますけど、それと安全のトレードはいけないってことですね。
真面目コメント同好会会長
間違えました。
予断ではなく余談でした。
もうよだん? じゃなかった、もう読んだ?
真面目コメント同好会会長
敵はいずこに
トヨタが兆単位の利益を出して話題となっていた数年前、当時の社長が「もうトヨタの敵は外にはいない、トヨタの敵は自分たち自身だ」という意味のことを言っていました。その言葉の正しさが今こういう形で証明されたわけですが、一人社長がそう危機感を抱いたとしても、組織全体には浸透されなかったのかと思うと、大企業の経営の難しさをつくづく感じさせられます。
評論家諸氏もトヨタ車に安全性の問題があろうなどとは露ほども想像しなかったのでしょうね。評論家といえども先入観の虜となるということでしょうか。
予断ですが、リコールを発表する席にトヨタの幹部の一人がマスクをして登場したらしいのですが、そのマスク姿はテレビを見る人に「ああ、この会社は病に冒されているんだなぁ」というイメージを与えたんだそうであります。ヨーロッパの危機管理の専門家がそう言っていたと、フィナンシャルタイムスが報じていました。
ちょっと今日は真面目でありましたね。

りばてぃ
ブレーキに関してはシンプルな構造をお願いしたいところであります。ただ亜米利加の酷評は極端で、政治的背景も見え隠れしていますね。
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