ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

桜開く木の下で・・

天気は良いが、肌寒い。自分としては、花見の気分ではないが、さっきニュースを見ていたら、上野では宴会である。好きな人は好きなのであるとつくづく思うのである。寒いのにわざわざなんて、「えっ、少々寒いくらい、そんなの飲めば忘れるでしょ。場所とってるし。ええっ、雨が降りそうだぁ、ってまだ降ってないんだから行けば楽しいよ」と言われるが、どうも気が進まない。いきゃーいんだけどね。仰るとおり。すぐに寒いだの雨だの、理由が欲しいね。暖かい店で外に桜が満開で、十人ぐらいが並んで・・・ 「ほうほう、開き具合がなんともいい塩梅でげすな。今年の桜は、社長のようにこれから大輪を咲かせる予感を感じさせる咲き方でげす」なんていう太鼓を連れてね。太鼓がいるなら綺麗どころが並びますよ。テケテンテケ・ツットンシャン。三味のお囃子も入ってね。「うん、これだね。これがいいよ。早速、予約だよ。おい、一八(太鼓の名)電話しておくれ。」


 
ワシの過去の花見の経験は寒いか痛いである。雨が降りそうなのに勢いで行ってしまって風邪をひく。あまりに良い天気と見事な桜で泥酔し、自転車でひっくり返って鼻の骨を折る。ろくなことが無い56回目の春が巡ってきたのである。
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