ご近所ワンコの中に、17才の紀州犬mixの女の子がいます。
飼い主さんは昔ながらの飼い方ですが
しのちゃんはそれもありかなって思えてました。
先日、夕方はゴン太を柴犬なっちゃんの付き添いでゆっくりと歩かせてた時
この子と飼い主さんと、良くこの子の世話をされてるお隣さんと合流しました。
元気だね~ ゴン太も頑張らないと!
等と、話をしてた時
この子がヒン! ヒーン!ヒーーン!! と悲鳴に似た声を上げ倒れました
飼い主さんは呆然と立ち尽くし、お隣さんが名前を呼び、体を揺すっておられました。
しのちゃんもすぐ側に行き、口の中を見ると真っ白です。
ゴン太も心臓発作の時よりもひどい状態でした。
心音を聞く事もなく、しのちゃん心臓マッサージを始めました。
お隣さんも、一緒に手を添えて、必死で声をかけられてました。
3回心臓マッサージをした後、鼻から息を吹き込む
これを2回か3回した後、頭を動かし始め
しばらくすると、自力で立ち上がりました。
そして、歩き出し、そこにいたみんなで良かった~とホッとしました。
でも、まだ口の中は真っ白です。
飼い主さんはほとんど病院には連れて行かれない人だけど
しのちゃん、明日は病院に連れて行ってください。
ご家族の車がなければ、しのちやんが連れて行く来でした。
実はこれが2回目の発作なんです。
1回目はお隣さんがこの異様な声で家から飛び出して、駆けつけられましたが
背中をポンポンたたいてもらっただけで回復してたのです
この時は飼い主さんはお留守で、見てなかったので、よくわからなかったようで
もちろん病院には連れて行ってません
食べたし、歩いたからもういいよ。
飼い主さんが決めた事 まわりはこれ以上口出しはできません。
でも、今回は目の前を起こった事だから、様子もわかり
連れて行かれるだろうと、不安はありながらも、思ってました。
この後、ゆっくりと帰ると、お隣さんがもう一度2回目だから病院にいく事を薦められたようです
でも、帰って来た言葉は
『この子が長く苦しんだらいけないから、病院には行かない。』
ご家族は犬を車に乗せる事を嫌がってるのを知ってるので
お隣さんのご主人も連れて行くとおっしゃったのに。。。
そして、お隣さんは
『長生きさせる為じゃない、残り少ない時間を楽に過ごさせてやる為にいかない?』
とかなり説得されたようですが
行かれませんでした。
どうも、自分の事が最優先で
この子が長く生きる事を望んでないようです。
この子の事が飽きてきて、お荷物になってるようです。
この時、しのちゃんがした事はいらん事だったようです。
あのままこの子が逝ったほうが良かったのかも。
この周りで犬の散歩に行かず、放す人に
犬をどうなってもいいのか! と抗議された方とは思えません。
お年のわりには、とってもお元気で、歌も歌われ、お友達も多く飲み会にも行かれ
皆さんのお世話も率先してさせる方です。
年をとられて体力が落ちたから、との理由はあてはまりません。
次の日会っても、そそくさと罰が悪そうに避けて行かれました。
もちろん、この子が生きててくれた事を喜ぶ言葉もありません。
でも、しのちゃん、考えました。
お隣さんがこの子の散歩を誘われてたようで
『私が誘ったから、こんなになって悪かったね~』
と、この子に向かって言っておられた犬好きのお隣さん。
もし、あのままこの子が逝ってたら、このお隣さんの負担は余りある物になってしまう
しのちゃんのした事はいらん事じゃなかった
こう思うことにしました。
それにしても・・・人間何かが起こると、本来の人となりがわかるもんですね~
そして、みんな同じ気持ちで犬を飼ってるわけじゃない
それぞれ形は違えども、自分の犬に向ける気持ちは近いと、
ついつい思ってしまいますが・・・
いろんな人がいますね~