去年の今日、みーちゃんは山梨市から我が家に来ました。
途中、1年持たないかもと
思った時期もあったけど、それなりに元気で迎えられました
今朝の散歩は八幡様
来てすぐに、あんじゅと一緒にお参りしたものね
去年の11月1日の夜中の11時半
山梨県警・日下部警察署から電話
最初、悪戯電話と思ったしのちゃん、ナンバーディスプレイを見ると、末字が110
なんだ~!と、出ると
『お兄さんが亡くなられました』
えっ! もうほとんどつきあいもなく、ばぁばが死んだ時に何回か事務的連絡をした時以来
警察や検死結果結果等の都合で11月4日、山梨へ
途中、大学時代住んでた、高円寺の駅を通過
なんで、こんな事でここを通る事になるだよ
30年ぶりに会うのが遺体という、対面を果たし兄の家に
玄関を開けようとすると、数匹の猫と柴系の犬がやってきた
お腹が空いてた様子で、持ってきた、キャットフードとドッグフードを勢いよく食べた
『男やもめにうじがわく』って言葉があるけど、ほんとわいてた。。。
人が住む所じゃない・・・
そして、ここで再婚してて、その再婚相手もなくなってて、遺骨もまだあることが判明
ホント、好き勝手に生きて、見栄ばっかりはって、口先でごまかして、大風呂敷広げあげて、
結果これかよ。。。怒りしかない
祖父母・両親・姑を見てきて、兄の葬儀まで出すとは思わなかった
普通の兄が欲しかった。。。
引き取り・葬儀・片付け・行政書士さんへの以来、市役所での各種手続き
そして、ご迷惑掛けた方々にただ・ただ謝り続ける事のみ
でも、いい方ばかりで、山口から来たからと、大家さんやお世話になった方がずっと面倒を見てくれて
感謝の言葉じゃ足りないくらい、ずっとついてくれてて、あれこれして頂いた
兄が多大なご迷惑をかけたのに
保健所や市役所の環境課の方々も、みなさん、よくして頂いて
色々話した結果、しのちゃんがみーちゃんを山口に連れて行く
猫ちゃん達は地元の保護団体に保護してもらい、里親を探してもらう事に
そして、ここでみーちゃんがあんじゅと同じ年だと判明
その時、リンパ腫を抱えてるあんじゅに負担がかからないか、と思ったけど
それと同時に、あんじゅならきっとうまくやってくれる
そんな確信にもにた深い信頼があった
一週間近くで、山口に帰り、玄関でずっとしのちゃんの帰りを待ってたあんじゅと劇的再会
そして、みーちゃんとの対面
柴系の雑種、こりゃ慣れるまで、時間がかかるだろうから、腹くくらないとって思ったしのちゃん
あんじゅは最初、お預かりの子ですか?って感じだったけど
だんだん事情がわかってきて、受け入れようとし出してくれた
でも、問題はみーちゃん
柴距離をしっかり持って、あんじゅが近づくと、スッと離れる
その時のあんじゅの寂しそうな顔
その度に、ごめんね~って言ってたわ
それでも思ったよりは早く慣れてくれたみーちゃん
意外と順応性は高く、頭のいい子で、かなり助かった
何日か経って、あら治療だけど、ドッグカフェ・アンジュラにあんじゅと一緒に連れて行くと
あんじゅの後ばっかりついて回ってた
うん、これなら大丈夫、うまくいくわ
この後、2人の距離もじわりじわりと縮んで来た
そして、2月のみーちゃんの脳卒中
我が家に来た、次の日に病院に行くと、かなり進んだ心臓肥大と、雑音が判明してたから
いつかは起こるだろうと思ってた
すぐに病院に行って、時間はかかったけど、どうにか治った
その間、あんじゅが心配そうに見守ってた
そして、みーちゃんが完全によくなって、しっかり慣れたのを待ってたように
あんじゅの命の先が望めない状態に
今度はみーちゃんが見守りに
この2人、知らない間にしっかり姉妹になってた
あんじゅが逝ってしまった後、しばらく寂しそうにしてる時も
柴犬なっちゃんのおかげで、一人っ子生活にも早めに慣れてくれた
やっと、最近になって、しのちゃんの言うこともよくわかるようになって
みーちゃんとの気持ちの行き交いも出来るようになってきた
あんじゅで終わると思ってた、ワンコ生活
まさかのみーちゃんのおかけで、しばらくワンコ生活が続けられます
あんじゅがいなくなった大きな穴を、小さいみーちゃんがしっかり埋めてくれてます。
みーちゃん、また来年の今日を迎えられるように
ゆっくりゆっくり、柴もどきペースでいこうね