ちっぽけな足跡

踏み出す一歩はいつも小さくて・・・
不器用に、一生懸命に、歩んできた私の足跡

秋の夜長

2009年09月13日 | 日常のいろいろ
めっきり涼しくなって過ごし易くなった夜・・・
活字が苦手な私でさえ、「読書をしてみようかなぁ~」な~んてねっ♪

先月、書店で気まぐれに購入した本2冊。
最初に開いたのは、やっぱり
第141回芥川賞受賞作 『終の棲家』-磯崎憲一郎-

期待にワクワクしながらページを捲っていくと・・・
主人公の考え方や心理描写に共感が持てないというか、疑問が沸いてくる??
主人公の妻の行動にさえ、納得いかない感じ?
「ん?・・・何で?」 「どうしてそうなるの?」「えー!」
次々と増えていく疑問の答えが、何処かに隠れているような気がして
一晩で読破してしまいましたが、未だに釈然としない感じです。。。
女の私には無理なのでしょうか?

もう一冊は 『日本人の知らない日本語』
日本語教師養成講座講師 海野凪子(原案)
イラストレーター兼コピーライター 蛇蔵(構成・漫画)

こちらはビニールで綺麗に包んで封をしたまま、店頭に積み上げられていたので
中を見ないで購入すると・・・漫画でした?!  ちょっと、拍子抜け?
(ちゃんとよく見ると“コミック エッセイ”と表記されているんですけどね)

コミック エッセイを舐めてはいけません


読み出すと以外や以外、滅茶苦茶面白かったです。
間違った敬語、変体仮名、ものを数えるときの単位(助数詞)などは序の口。
自分の無知を思い知らされる内容が満載で勉強になるし、話の種にもなる?
シーンと静まり返った真夜中にクスクスと、笑い声を漏しながら数日間楽しみました。
(今でもパラパラします)

これが思いの外、面白かったので・・・
9月に入ってからも“今月の新書”や“今話題の本”に手が伸びたのかも?

そして、今読んでいるのが 『ヴィヨンの妻』-太宰治-
使用されている言葉が難しすぎて・・・
読書というより、電子辞書で漢字と意味の勉強をし、
哲学者や思想家の名前に始まって、神話の勇者から中国、日本の有名らしき
武将の名前まで? 調べて、調べて、夜は更けるなり。。。

(後のもう一冊は・・・イメージが壊れるので秘密です)
  ではありませんよ!