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松代大本営跡象山地下壕♪

2008-06-07 | 信州 観光
松代の駅から徒歩20分ぐらい、
あの山本勘助が築城した海津城(松代城)の真南にある
『象山地下壕』をみてきました。



第二次世界大戦末期、大日本帝国は政府、放送協会、電話局、
果ては皇居まで東京から松代に移そうとしていたらしい
軍は本当に本土決戦を考えていたんですね。恐ろしい・・・



何でここに?というのが率直な感想。
当時陸軍関係者は平地戦の研究で「川中島の戦い」を調べに
よく長野に来ていたという話を聞いて納得。
そうじゃないとここの地形までわからないですよね。



入り口にヘルメットが置いてあるのでかぶる。
坑道の長さはなんと6キロ広~い
今はそのうち500メートルが公開中。
照明も整備されており危険箇所はありませんが、
なんとなく重たい雰囲気があります。
終戦の前年1944年の11月に着工されて
たった9ヶ月で掘り進められたんだそうです。



坑道の幅は4~5メートル。
高さは2メートルちょっとでしょうか、この道が延々と
まるで碁盤の目。掘りやすい地盤とは言えすごい
どれだけのご苦労があったのでしょう。。。



ハッパ(ダイナマイト)を差し込む穴を開けようとして
金属棒の抜けなくなった跡や、
土砂を運び出したトロッコの跡など生々しいです。
地下壕で徹底抗戦した硫黄島は1ヶ月足らずで玉砕



そうでなくても物資がないのだから時間の問題だったでしょう。
間違った情報を植えつけて扇動したり、
間違っていることを間違っていると言えないような社会にはしたくないですね。

平和というのは本当に貴重で大事なものだと実感。
たまにはゆっくり色々考えてみるのもよいかも。格好のポイントです。






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