。「『ゴジラ-1.0』『君たちはどう生きるか』など日本の作品が続々と米国でヒットしており、ハリウッドは今度は日本人の好みに照準を合わせに来ているようだ」とし、「欧米が改編したり制作したりする日本関連の作品はついに“風土に合わない”を脱却したのだろうか?」と疑問を提起した。
ハリウッドは、日本のアニメを実写化して何度も失敗してきました。
私が思うに、日本のアニメは完成度が昔より高くなっています。
そして世界中で、それが今は見られています。
そのイメージが完全に出来上がっているだけに、
顔が欧米風だと違和感を感じる。
日本人の丸顔が基本なのに、欧米人の彫りの深い面長では、
マッチョのムッキーならいいですが、
普通の人体型が基本の日本アニメに合わない。
アメリカ人は、最初から強そうでないとダメですが、
日本人ヒーローは、ワンピースのルフィのように普通の若者、
下手すりゃ、普通よりもっと弱弱しい感じでないとダメです。
それと実写の映像が、陰影が有ってリアル過ぎるのも良くない。
あくまでファンタジーなんだから、リアルを追求し過ぎると、
嘘くささが、爆増してしまいます。
そんなのを、映画館の大画面で見させられると、しらけてしまう。
やっぱり、ハリウッドの権威が邪魔をしてしまい、
無理矢理、賭けなくていいお金を掛けてしまうのでしょう。
ハリウッドのプロデューサーは、
一攫千金のぼろ儲けが当たり前になっているから、
少額の費用で作る事が出来ないのでしょう。
まるで、フルサイズのアメリカンピックアップトラックのボディで、
中身は、子供用の足漕ぎ自動車を見ているようです。
あるいは、本来一万馬力のアメリカの世界最強戦車のエイブラムスに、
原付のエンジンを積んでいる、
そんな訳あるかーい、重すぎて、ピクリとも動かんわ !
ちょっと、例えがひど過ぎました。
それだけに、パワー信仰の強すぎるアメリカ人には、
「柔よく剛を制す」の柔道精神は、土台無理な話なのかもしれません。
最近のハリウッド映画の、アベンジャーズや、スーパーマン、
ターミネーター、パシフィックリム、
トランスフォーマーなどもパッとしません。
やっぱりアメリカは、宇宙物が向いていると思います。
それだけに、個人的な望みですが、スタートレックでしょう。
安易に日本のアニメの二番煎じなんかやるから、ダメなんです。
フロンティアスピリットを持って、宇宙に出て行き、
タコ型でもイカ型でもいいですから、超強い宇宙人と戦って下さい。
やっぱり、アメリカはスケールのデカイ話が向いています。