だいぶん前にも書きましたが、六甲山を走る神戸の市バスに乗って見るのが
一番簡単で、楽ちんで、安上がりで、その上USJなみのスリルを味わえます。
ただ難が有るとすれば、車に酔う、思いっきり揺すられます。
USJなんだから仕方がないです。
ついでに、100万ドルの昼景も見れますし。
運が良ければ、大阪湾上空にUFOも見れるかもしれません。
事実、私は中坊の頃、学校のすぐ裏の六甲山に中腹まで、
学生服のまま登り、鉄塔の下のコンクリートの所で寝そべっていると、
青空のど真ん中を飛んでいるのを見ましたし。
窓から、火星人が手を振っていましたから。
セスナ機の形をした飛行物体の後ろに、垂れ幕で、
ゆーふぉーです。と書いていましたし。
嘘では御座いません、ちゃんと、ゆーふぉーですと読めましたし。
あの頃の視力は、2.0有って、紀伊水道の友が島も見えて、
その向こうのオーストラリアも見えましたから。
その上、和歌山のパンダどころか、コアラも手を振っていました。
も一つ、ついでに、南極昭和基地の皆さんも手を振っていました。
アメリカ軍も認めているんですから、ほんとです。
さて、阪急電車の車窓から見る、六甲山全景の紅葉も、とても綺麗です。
黄色から深紅までのマンダラ、グラデーションの変化、
日を追うごとに濃くなっていく変化、
それと共に、気温が下がっていき、山も葉が落ちて黒くなっていくと、
気持ちも、同時に侘しく、うら悲しくなっていきます。
そして、無慈悲な六甲おろしが吹き出します。
神戸は、そういう四季の移ろいを、電車に乗りながら眺められるいい所です。
最後に、六甲アイランドのベイシェラトンホテルから六甲山を眺めるのが、
私はベストポジションだと思います。