こんな記事が有りました。
今頃、ヘタって ?
小学生のサッカーやないねんから、
横文字だらけのビジネス用語を駆使して、
欧米人と、丁々発止で渡り合っているはずなのに、ヘタって ?
ピタピタのスーツを着て、足首を出したズボン履いて、
ピカピカに磨いた、先が尖って上を向いた、
ブッチャーの凶器シューズのような靴履いて、ヘタって。
ツーブロックの髪型して、ヘタって、
せめて、下手と、漢字で書いて下さい。
シャープが買収される時、鴻海の社長が、これを言っていました。
つい先日、日本を代表する湯沸かしポットメーカーの商品を見ました。
最近は、外資系企業の可愛いデザインの物が、いっぱい有ります。
しかし日本のメーカーは、ずん胴で、色は、白、黒、こげ茶です。
そこに、突然新色のパステルカラーの物が有りました。
はっきり言って、驚天動地、ひっくり返りそうでした。
形はそのままだからです。
中年太りのオッサンが、パステルカラーのスーツを着たみたいなもんです。
まさに、取ってつけたとは、この事です。
これでも十分、チャレンジしたんでしょうね。
逆に、パステルカラーが可哀想です。
多分、社内でも、分かっているんです。
私の頭のように、絶壁で、サイコロみたいなカチンコチンで角張った頭の人
に、突然、アベンシャーズのように、空を飛べとやらしたのでしょう。
空を飛んだ結果が、こうなったんでしょうね。
形から変えるんなら、まず自分達を、
新庄ビッグボスのお面を付けて仕事をして下さい。
そして、技術職員、全員金髪、ピンクの作業着。
せめて、このぐらいはして下さい。
そうして、ポットの形も、らせん状とか、無限の形とか、ハートの形とか
どうせやるなら、立方体とか、4面体とか8面体とか。
黒にするのなら、ピアノブラックとか、
ずん胴だけは、やめてです。
そして、デザインの分だけ必ず、商品価格に転嫁しなければなりません。
そこで、売り方が上手いか下手かが出るでしょうね。
お客さんにとっての、商品価値とは何ぞやです。
あくまで、安かろう悪かろうでもいいなら、それでいい。
高かろう良かろうでもいい。
値切るが大好きな人は、最初から10倍に吹っ掛けときゃいい。
海外の、みやげもん屋は、日本人と見たらそんなもんですから。
一番は、客が何を望んでいるかです。
昔は、よく、泣き落としの営業マンもいました。
土下座まで、しそうな人もいました。
今は、そんな演技もしないでいいみたいですね。
一体、ヘタって、何がヘタなんでしょう ?