Dynabook TabはWindowsOSのタブレットなのですが・・・本来タブレットの修理は対応していないのですが・・・2年程前に、電源コネクタ部分の接触不良と、前面ガラスの交換作業を行わさせていただいたお客様で、接触不良の再発という事で、お引受けしました。
タブレットの修理を基本的に対応していないのは・・・分解する際にネジ止めなどされておらず、モールドのツメを力ずくで外しながら分解しますので、破損してしまう可能性があるからです。タブレットなどは、小型薄型軽量化のために、ネジ類はあまり使われていません。
状態を確認してみると・・・全く充電出来ない状態でした。バッテリーも完全に放電しています。テスターでチェックしてみると、やはりUSBの充電コネクタ部の接触不良でした。ストレスがかかる部分なので、接触不良も起きる可能性が高いです。
分解して、基盤を取り出しました。
USBコネクタの上部は金属のケースでこじりに対して対策されているのですが・・・
ケースを外して、コネクタ部の再はんだ付けを行いました。このような細かいはんだ付けは・・・もう限界です。
再はんだ付け後、仮組してみました。
最初は、バッテリーが消耗していたので、BIOSの時間設定の画面が表示されました。年月日時を合わせて、無事にWindowsが起動してきました。
「電源に接続:充電しています」と表示され、問題なく充電できるようになりました。
コネクタ部に多少ストレスをかけてみましたが、問題なさそうでした。
使用する充電ケーブルの相性がある場合もあるので、お客様が実際にお使いの充電ケーブルでご確認いただき、問題なく充電できたとご連絡がありました。
基本的には・・・タブレットやスマホの修理は、対応しておりませんのでよろしくお願いします。
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