それはすでに一度電源ユニットを修理(または交換)してもらったのに、また同じような症状になったということで、どらともへの修理依頼が時々あることです。
たいていそのような電源ユニットは、すでに交換してある電解コンデンサーと違う箇所の電解コンデンサー(つまり交換していないコンデンサー)が液漏れを起こしていることが多いです。
![](http://doratomo.jp/~tomo/gazou/261s.jpg)
上記はAPI3PC48の例なのですが・・・○は、交換されている電解コンデンサー、○は、液漏れを起こしている電解コンデンサーです。
おそらく以前の電源故障の際に、○の3個の電解コンデンサーの液漏れを確認し、交換・・・修理完了となったのだと思います。しかし今度は、交換していなかった別の電解コンデンサーが液漏れを起こしてしまっています。
時々このブログにも書いていますが・・・液漏れしているコンデンサーだけを交換しても、また別のコンデンサーが液漏れする可能性が高いので、どらともでは2次側の平滑用の電解コンデンサーを液漏れの有無に関係なく全て(9~11個:電顕ユニットの機種により異なります)交換しています。
![](http://doratomo.jp/~tomo/gazou/268s.jpg)
せっかく修理に出すのですから、今後液漏れの可能性のある電解コンデンサーも交換したほうが、安心して使用できますよね。
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