パソコン便利屋 どらともサポート ブログ

WIndows8.1起動しない 3TB HDD→240GB SSDに換装

以前サポートさせていただきました、お客様から・・・パソコンが起動しなくなった。以前もそのような状態になった時に、修復を行ったら治ったが、今回は修復しても治らない・・・とのことでした。

お伺いしました。Windows8.1のデスクトップパソコンです。

電源を入れてみると・・・修復画面が開きます・・・実行してみても「修復できませんでした」で終わってしまいます。

Windows8.1の起動ディスクから、修復を行ったら・・・なんとかWindowsが起動してきました。

ディスクの状態を確認してみると・・・



やはりセクターエラーが発生しており、「注意」状態となっています。
とりあえず起動しましたが、このまま使っていても、また同様の現象になる可能性が高いです。

ディスクの交換をお勧めしました。使用しているハードディスクの容量が3TBととっても大きいのにちょっと驚いたのですが・・・


(検証用パソコンに取り付けていますので、C→Dドライブ、D→Eドライブの表示になっています)

実際に使用しているのは、Cドライブで80GB程度、Dドライブで6GB程度でした。ディスクを換装するのであればSSDの方が信頼性が高いし、速度も速くなります。ただ今までの3TBの容量というのは無理なので、実際に使用している容量から240GBのSSDに換装することにしました。お仕事で使用しているデータは、RAID1の外付けHDDに保存しているので、パソコン本体の使用容量はそれほど増えないと思われます。

240GBのSSDと、2.5インチを3.5インチに変換するマウンタを用意しました。





あとは、いつものようにパーティション編集ソフトで、3TBのディスクに未割り当て領域を作成して、使用領域を240GB以内にします。そして、これDo台Pro Hi-Speedで、クローンを作成します。
CHKDSKと念のため4Kアライメントの確認を行い、問題なければ、パソコンに取り付けます。



空き領域が100GB程度になりましたが、今まで5年ほど使用して、約80GBの使用容量でしたので今後も十分だと思います。
電源を入れてWindowsが正常に起動し、他の一般動作も問題ない事を確認しました。

SSDに換装していつも思うのですが・・・HDDの時のようなアクセス音が全くしないのは、不思議な感じですね。そして起動・終了が体感的にかなり速くなります。

パソコンを延命させるのに・・・ハードディスクを故障する前に交換する、というのも一つの手段です。ハードディスクは振動や衝撃に弱いので、急に故障したり、モーターを使用していますのでどうしても寿命があります。だいたい5年くらいから故障が発生する可能性が高くなります。ハードディスクが故障してしまってから、ディスクを交換して今まで通り使用したい場合は、結構大変な作業となってしまいます。
逆にハードディスクが正常な状態で、新しいディスクに換装するのは、それほど難しくありません。
ハードディスクを換装するのであれば、SSD(半導体ディスク)に交換することをお勧めします。
まだまだSSDはHDDと比べると割高ですが、250GB、500GBくらいなら、なんとか入手しやすい価格になってきています。

HDD→SSDの換装作業やご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

WD 内蔵SSD 2.5インチ / 240GB / WD Green / SATA3.0 / 3年保証 / WDS240G2G0A
Western Digital
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WD 内蔵SSD 2.5インチ / 500GB / WD Blue 3D / SATA3.0 / 5年保証 / WDS500G2B0A
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アイネックス 2.5インチSSD/HDD変換マウンタ HDM-29
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