手順としては、ビデオキャプチャーボードにVHSデッキの映像・音声信号を入力して、パソコンでMpeg形式で取り込み、それをパソコンでDVD-Video形式に変換してDVD-Rに書き込んでいました。
しかし、使用していたキャプチャーボードは、WindowsXPまでしか対応しておらず、そのXPパソコンも壊れてしまい廃棄してしまっていました。もちろんずっとVHS→DVDの変換の依頼も無かったのでそのままになっていました。
ところが先日、8年くらい前にVHSテープをDVDにしたお客様から・・・今でもVHSテープをDVDにすることはできますか?という問い合わせがありました。
VHSデッキも暫くというか、ずっと使っていないし、ビデオキャプチャーボードがWin10や11で対応できるのかも確認しないといけないので、即答は控えて少し時間をいただきました。(お客様も急いでいないとのことでしたので・・・)
VHSのビデオデッキは2台あり、どちらも問題なく動作しました。問題はビデオキャプチャーボードです。やはりXP以降のOSでは認識できず、対応したドライバーも見つかりませんでした。
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(以前使っていたビデオキャプチャーボード)
仕方がないので、ネットで最近のビデオキャプチャーボードを探してみたら・・・結構安くありましたので、試しに購入してみました。
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以前使っていたキャプチャーボードは、いわゆる装置といった感じだったのですが、今はケーブルの一部といった感じでコンパクトです。
日本語の説明書がついていました。
アプリは2種類用意されており
1.ネットからOBS Studioをダウンロード、インストールする。
2.付属のCD(8cm)から「honestech VHS to DVD」をインストールする。
どちらも試してみましたが・・・「honestech VHS to DVD」の方が、VHSテープをDVDに焼くことに特化しており使いやすいと思います。
(「honestech VHS to DVD」のインストール時にシリアルNoが必要なのですが、これはCDのラベル面に記載されています)
事前にどらともの持っていたVHSテープを、パソコンに取り込んでみました。
「honestech VHS to DVD」だと、事前に形式「DVD」(解像度は720×480が最高)、品質、分割サイズなどを指定して、VHSテープを再生してアプリの「録画」ボタンを押せば、指定した出力フォルダーにMpeg形式で保存してくれます。VHSテープはそのまま再生し、録画に実時間かかるのがちょっと辛いです。
Windows11のパソコンでも「honestech VHS to DVD」は使用できました。
Mpeg形式で保存できれば、あとは編集やDVD-Video形式でのDVDやの書き込みは、別のソフトで行うことができます。「honestech VHS to DVD」でも簡単な編集やDVDへの書き込みもできるようですが、未確認です。
しかし・・・VHSは高画質のS-VHSなどの方式、テープもありましたが、今見てみると当時はこの画質だったんですよね。
それよりもどらとものVHSテープで、テープが回らないものもありましたし、たぶんテープ自体も劣化もしていくと思われますので、DVDやSDカード、ディスクなどデジタル媒体に保存しておかないと、観れなくなってしまいますね。VHSデッキはほとんど見なくなってしまったので、大事にしまってあるVHSテープは早めにデジタル媒体に移しておく必要があります。
大量のVHSテープのDVDなどへのダビングは、専門の業者さんもありますので問い合わせしてみるのも一方法です。
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