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リカバリー

先週末にWin98のノートパソコンの持込みがありました。
Win98のロゴが表示された後、進まないとのことでした。

確認してみると、Win98のロゴが表示された後、暫く進まない。そのまま放置しておいたらスキャンディスクが始まった。
1時間くらい経過したころに、いろいろなエラーが表示され、途中で終了してしまった。
再度繰り返してみたが、状況は変わらず・・・

おそらくハード的にディスクに傷が入ってしまって読めない箇所があるのであろう。

ノートパソコンよりディスクを取り出し、IDE→USB変換器を使用して他のパソコンでアクセスしてみる。
フォルダーは読めるのであるが、ファイルをコピーしようとアクセスすると途中でドライブ自体が認識されなくなってしまう。
またUSBドライブとして、チェックディスクを行なっても、いくつかのエラーが表示された後に、ドライブが認識できなくなり、途中で完了してしまう。

ディスクに耳を近づけると、カタンカタンと異音がしている。

これでは、新しいハードディスクを取り付け、リカバリーするより方法が無い。

お客様に状況のご説明を行い、ハードディスクの交換、リカバリーの了解をいただいた。

2.5インチのハードディスクを買いに行ったが、もともとの10GBの容量(小容量)のディスクは見つからなく、お店にあった40GBのディスクを購入。

Win98のノートパソコンは起動しないので、購入したディスクを先ほどのIDE→USB変換器を使用して別のXPパソコンに接続し、FAT32でフォーマットを行なった。もともとCとDにパーティションがきられていたので同様にパーティションをきる。
とりあえずC:30GB、D:10GBに設定。

フォーマットの完了したディスクをノートパソコンに取り付け、リカバリーCDを入れて起動する。
いろいろな確認メッセージを表示のあと、ファイルのコピーが開始した。
リカバリーCDは2枚あったのだが、全てファイルのコピーが完了するのに2時間以上かかった

コピー完了し、再起動・・・無事にWin98が起動した

この後にOfficeなどのインストールをしないといけないのだが、予定より時間がかかってしまい、別のお客さんに修理を行なったパソコンを引き渡しに行く約束になっていたので、きょうの作業はここまで・・・

ハードディスクは消耗品で、いつかは壊れるものです・・・大事なデータはまめにバックアップをとるようにしておきましょう。
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