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Vista サービスパック更新できない

パソコンを起動すると、変なメッセージが表示されるということでお伺いしました。

まず、パソコンを起動してみると・・・



セキュリティソフトが、有効な定義ファイルがみつからないというエラーメッセージを表示しています。

パソコンは初期のVistaのノートパソコンですが、メモリーは2GBに増設されていたので、その辺は問題なさそうです。

セキュリティソフトをよく調べてみると・・・なんと2012年8月で期限切れとなっています。
期限切れで放ったままのセキュリティソフトは、インストールされていてもパターンファイルが古いままなので、新しいウィルスに対しては全く効果がありません。

有料のセキュリティでも、期限切れのままではダメなので、Microsoft Security Essentialsをインストールすることにさせていただきました。

しかしここで問題が・・・なんと、Vistaのサービスパックがあたっていない「SPなし」の状態でした。



VistaのSPなしは、もうサポート終了しています。とりあえずSPなし→SP1→SP2へアップデートを行ってからセキュリティソフトをインストールする必要があります。
このサービスパックのアップデートには結構時間がかかりますので、一旦パソコンをお預かりすることにしました。

さて、まずSP1へのアップデートを行います。約1時間ほどでインストールが完了して再起動・・・しかし暫くすると・・・「修正プログラムは正しく構成されませんでした。変更を元に戻しています」とのメッセージが出て、SPなしのままになってしまいます。

ではWindows Updateを使ってSP1にできないかと思い、Windows Updateを使用すると・・・「0x80070005」のエラーコードが表示されます。
このエラーコードの場合、マイクロソフトのサイトで調べると・・・「管理者としてログオンする」・「マルウェアをスキャンする」の対策が示されていました。

管理者としてログオンしているので、マルウェアを疑った方がよいみたいです。

ということで、一旦ハードディスクの内容を丸ごとバックアップをとっておき、再度取り付けて「Microsoft Safty Scanner」でスキャンを行ってみました。すると11個の感染しているファイルを検出しました・・・がいつまで経ってもスキャンが終わりません。6時間経過しましたがまだスキャンしています・・・というかじっと見ていると、同じファイルを何回もスキャンしているみたいです。



う~ん、これではいつまで経っても終わらないので、ハードディスクを取り外して検証用パソコンにつないで、スキャンすることにしました。

すると、やはり感染ファイルを検出しました。



これらを駆除して、元に取り付けてまずSP1にアップデート・・・問題なくアップデートできました。続いてSP2へのアップデートも完了。



Security Essntialsをダウンロードしてから期限切れのセキュリティソフトをアンインストール。さらにSecurity Essntialsをインストールしました。
しかしこの後も、WindowsUpdateが100以上の項目があり、結構時間がかかりました。

Windows Vistaの場合は、サービスパック2(SP2)が最終バージョンです。SPなしやSP1の場合は、SP2にアップデートを行うようにしてください。
アップデートの方法がわからない・不安な場合はお気軽にお問い合わせください。
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