どらともが業務で使用するデータなどは、NASに保存・管理しています。
NASはRAID1(ミラーリング)構成で、一日一回NASに接続したUSBハードディスクにバックアップを取っています。
毎月一回アクティブリペアーを行うように設定してあります。
アクティブリペアーは、ハードディスク全体をスキャンして、セクターエラーが発生していないかを確認する機能です。
万一セクターエラーが見つかった場合は、正常なディスクのデータを利用してセクターの修復を行います。
これらの毎日のバックアップの完了や、アクティブリペアーの開始・終了などは、都度メールで連絡があります。
先日アクティブリペアー開始のメール通知がきました。通常は処理完了に4時間程度かかるので、メール通知もそのあとにきます。
・・・が今回開始40分くらいでメールがきました。
なんか変だな?と思いメールを確認してみると・・・
「温度異常を検知しました」
「アクティブリペアー中断」
という内容でした。
処理は、夜中に行うように設定してあるので、翌朝事務所のNASを確認してみると・・・
電源が落ちていました。
FANが付いているNASなので、温度異常ということはFANが回転しなくなってしまったのかなと思い、確認すると・・・結構ホコリがたまっていました。また吸気口にもホコリがありました。
これが原因かなと思い、とりあえずホコリを取り除いてNASの電源を入れました。FANは正常に回転しています。
暫くするとNASが立ち上がってきました。問題なくアクセスできます。
ログを確認してみると・・・「アクティブリペアー中断」したあとに、「システム終了」のログがあったので、温度異常発生により自分でシャットダウンしたみたいです。
なぜ温度異常が発生したかなのですが・・・先述のようにFANや吸気口にホコリが溜まっており、元々放熱効果が低くなっていた状態でアクティプリペアー処理に入ったためと思われます。先述のようにアクティブリペアーは、ハードディスク全体をスキャンしますので結構ディスクに負荷がかかり放熱も大きくなります。
通常の運用では、長時間連続してNASにアクセスすることは無いので、多少放熱効果が低くなっていても、温度異常となることはなく、今回の高負荷のアクティブリペアー処理で、温度が高くなり異常となってしまったと判断します。
毎日1回の自動バックアップ処理も高負荷ですが、約10~15分で完了しますので、温度異常となる前に処理が完了してしまっていたのかもしれません。
今回FAN、吸気口のホコリを取り除いたので、放熱効果も高くなったはずなので、次回のアクティブリペアの際に問題ないか確認します。
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