まずは、状況の確認です。見慣れないファイルというのは、ユーザフォルダーの下の「Appdata」の下の「Local」フォルダーに{000E5D4E-・・・・}のようなランダムな名前のフォルダーがたくさん並んでいます。さらにどれも、空のフォルダーです。
まず、お客様が示した「AppData」フォルダーは、隠しフォルダーなので通常の設定では見えないはずなのですが・・・
「フォルダーオプション」で確認してみると、確かに「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックがついています。
普通は、表示しない設定になっているはずなのですが・・・なんかの拍子に変わってしまったのでしょうか。
とりあえず、「ファイルとフォルダーの表示」設定を戻して、通常の状態に戻ることを確認いただきました。
重要なファイルやフォルダーは、簡単に触る(変更する)ことができないように、隠すように標準では設定されています。もし隠しファイル・フォルダーを表示していて重要なファイルを削除したり、変更してしまったりすると、Windowsの動作にも影響が出てしまう可能性があります。
でも、この0バイトのフォルダーは一体なんなんだろうと思い、調べてみました。
すると・・・WindowsLiveMail2011のバグのようです。どらとももWindowsLiveMail(2012ですが)を使っているので、AppData Localフォルダーを調べてみました。すると・・・
ありました、ランダムな名前の0バイトのフォルダーが・・・1500近くあります。
フォルダーの作成日時を確認してみると・・・毎日パソコンを立ち上げる(Mailを立ち上げる?)朝の時間に作成されています。
ただ不思議なことに昨年2015年7月以降は、このフォルダーは作成されていません。
この0バイトのフォルダーを削除してもよいのかもしれませんが・・・他の必要なフォルダーを誤って消してしまう可能性があること、「隠しファイル・隠しフォルダー」を表示しない本来の設定にしておけば、気にならないことからこのままにしておきました。
お客様には、何らかの原因で今回のように「隠しファイル・隠しフォルダー・隠しドライブ」が表示されてしまったら、「フォルダーオプション」から表示設定を変更する方法をお伝えしました。
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