薬屋さんの勉強会

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大人用と子供用のくすりの違い

2020-01-23 20:47:00 | 日記
子供にくすりをのませる時に、注意すべきこと


●子供は
 くすりを分解排泄する能力が
 大人よりも弱い傾向にあります。
 くすりに対する感受性も高いです。
 への影響も受けやすいです。
 ➡︎効果が強く出やすい💦

 くすりの量以外にも、
 くすりの性質吸収のしかたにも
 気をつけなければなりません。

 例えば
 熱を下げたり痛みを抑えるくすりである
 アスピリン
 インフルエンザ水ぼうそう子供
 のませたところ、
 脳に障害が起こる「ライ症候群」が
 多発しました。

 これを受けて日本では、
 15歳未満の小児の
 インフルエンザ水ぼうそう
 解熱薬として、
 アスピリンは原則使用してはいけない
 ことになっています。

  小児用の感冒薬(かんぼうやく)や
 解熱鎮痛薬には、 
 アスピリンが含まれないようになりました。

 ですが、
 大人用のくすりには
 含まれているものもあります。💦

 
 ほかにも、
 抗精神薬などにも、
 子供にのませてはいけないものもあります。

 したがって
 子供
 一般の大人用のくすりをのませることは  
 やめましょう。



●子供が嫌がらずにくすりをのむような工夫。

赤ちゃんの場合、
いつものんでいるミルクに、
くすりを混ぜてのませてしまうと
ミルクによって
効かなくなるくすりもありますし、

ミルクそのものの味も変わったりして、
赤ちゃんがミルク嫌いになることもあるので
注意してください。

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