


相手はジュニアの頃から良く練習試合を行ってきた、神戸の強豪

ジュニア時代にはなかなか勝つことができず、常に目標としてきたチームでした。
ジュニアユースになってからはあまり試合をする機会がありませんでしたが、最近の息子達の調子なら勝てるチャンスは十分あると思っていました。
試合が始まると、相手はさすが関西リーグで揉まれてきたチーム。ボールへの反応の速さと、プレッシャーの厳しさにやや圧倒

何度かのピンチを凌ぎ、徐々に相手のスピードににも慣れてきて、こちらの攻撃が組み立てられるようになり、前半の半ばに得意のカウンターからエースが決めて先制

その後、何度か惜しいチャンスをつくるがシュートが決まらず、逆に真ん中からパスで崩され同点

さらに勢いにのり、かさにかかってドリブルで攻め込んでくる相手の攻撃を粘り強い守備で防ぎ、そこから反撃。
後半終了間際に相手陣内に攻め込み、放ったシュートは右のポストに当たり、ゴールインと思った瞬間、そのまま左のポストに当たって跳ね返り、ゴールならず

結局1対1のまま前半終了。
後半も相手の高さと反応の速さでボールをなかなかキープできず攻め込まれるが、ディフェンス陣が集中を切らさずうまく対応。逆にカウンターから相手のゴールを脅かすが、シュートがわずかに枠を捉えきれない

後半も半ばにさしかかった頃、こぼれ球を繋がれてドリブルで攻め込まれ、クリアしようとした瞬間、キーパーとディフェンダーが激突

キーパーはその後も倒れたままで担架で運び出され、救急車で病院に。(鼻と右目の下を骨折という大変な重症

中断の後の開始早々、中盤で相手のボールを奪った息子から2年生FWへの浮き球のパスがとおり


流れは完全にこちらとなり、中盤ではボールを奪われ攻め込まれるものの、硬くしぶとい守備で撥ね返し

息子たちにとってPK戦は随分久し振り。
おそらくほとんど練習もしていないこともありシュートミスを連発


実際試合中の惜しいシュートはこちらの方が多く、ファールの数も少なくて、判定勝ちがあるとしたら・・・。
でも、これがサッカーというもの・・・


結局去年に続き、関西大会の1回戦でPK負けという結果での終わりとなりました

息子達の中学生として、サッカーはこれで終わりとなりました。
でも本当に一人一人最後まで、力の限りを尽くして良く頑張りました。
今日の試合に出られなかった選手達も、最後まで一丸となってチームを支えてくれていました。(終了後に大泣きしていた選手がとても印象的でした。)
彼らのこのチームでのプレーが、もう見られ無いと思うと・・・

沢山の感動をありがとう!
最後に彼らをここまで育ててくれた指導者方々に、本当に感謝します。ありがとうございました

息子達の人生はこれからですが、それぞれの道を歩んでいく中で、このチームでのサッカーを通じての経験は、必ず今後に大いに活かされる

本当に長い間お世話になりました。有難うございました。

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私もサッカーをしておりましたので、お子さんの中学最後の試合というのはなんとも切ない気持ちになります。でも、強いチームにすごいいい試合をされたんですね。一生誇りになると思います。
恥ずかしながら、サッカーの回顧録、素人解説、フットサルの成長期などをはじめました。
宜しかったら見に来てください。
お邪魔しました。