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またもやゴルファー保険で詐欺

2007年08月12日 | Weblog
ホールインワンを偽装してゴルファー保険金100万円をだまし取ったとして、大阪府松原市内の男が逮捕、起訴された。
詐欺罪で起訴されたのは、自動車販売業を営む58才の男。(もしかして損保代理店かも)

起訴状によると、この男は平成5年9月、奈良県内のゴルフ場でプレーし、ホールインワンを達成したとして、同年11月、保険会社に証明書を提出し100万円を受け取った。

ゴルファー保険は、プレー中の賠償事故を主契約とし、けがや用具の破損・盗難、ホールインワンやアルバトロス達成時の祝賀費用補償のため、損保各社が販売しているが、年間保険料は年間5000円~1万円程度だ。

男は、証明書に必要な同伴競技者の署名を自分で記入。ゴルフ場関係者の署名欄には、ゴルフ場の取締役に「迷惑をかけないから」と頼み込んでサインをさせた。
行きつけの飲食店で祝賀会を開いたことにして偽の領収書を書いてもらい、証明書に添付して請求。
保険会社が審査のために電話した同伴競技者は、口裏を合わせた別人だったとみられる。
受け取った100万円は遊興費などに使い、完全犯罪は成功したかに思われたが、今年3月29日、暴力担当の刑事を指名する1本の電話が大阪市内の警察署に入り、事態は急展開した。
「○○氏のホールインワンはウソや。わしの名前は口が裂けても言えん」。
この電話をきっかけに同署が捜査し、6月14日に男は逮捕された。
今月7日に大阪地裁であった初公判では、松本被告は起訴事実を「その通りです」と素直に認めた。
同様の詐欺事件は、これまでにも熊本や秋田であったほか、韓国でも数年前、キャディーが目をそらしたすきに、手でカップインさせてホールインワンを装った4人組が摘発されている。
ホールインワンは、8000~14000ラウンドに1回の確率とされ、ゴルファーにとって一生に一度あるかどうかも分からない、一度は夢みる快挙だ。
 今回被害に遭った大手損保は「警察の証明に基づく交通事故の保険金と異なり、仲間で口裏を合わせられると見抜くのは難しい。新たな確認方法を考えなければ」とコメントを出している。

たかが100万円の受取のために詐欺罪となり、逮捕・起訴されるのは如何なものか・・・、よ~く考えて行動して欲しい。