キャサリン（仮）

だんだん秋らしくなってきましたね。空が高く感じます。（メルヘン…）

こんばんわ。Eiichiroです。

私がいつも行くスーパーの道中、いつも気になるポイントがある。

そこにいつも彼女（性別未確認）はいる。

通りに面した一軒家。

建物の前には駐車場。

彼女にとって駐車場はお気に入りの場所のようだ。

コンクリートで覆われた駐車場を縄張りかといわんばかりに彼女はくつろいでいる。

今日もスーパーへ行かねばならない。

私はけっこう彼女に会うのを楽しみにしている。

彼女はそう思ってないと思うが…。

彼女の家が近づいてきた。

駐車場が見える。

…。

いた！

今日は涼しかったので彼女も気持ち良さそうに寝そべっている。

ちょうど家の前。

彼女は一言話してくれた。

「ニャー！」

私が通ると必ず挨拶してくれる。

挨拶するのは私だけではないと思うが、たいてい彼女は愛想がいい。

イヌならわかるが、ネコがこれほど挨拶してくれるのは珍しい。

「お腹が空いているのか…？」

それとも

「ウザいんだよぉ！」

とでも言っているのだろうか…。

私と目が合っただけで必ず「ニャー」と鳴くのだ。

写真を撮ろうかと思ったのだが、彼女のプライベートなことなので自粛した。

歳はいくつぐらいだろう…。

名前は何ていうのだろう…。

「キャサリン（仮）」とでもしておこうか…。

キャサリン（仮）は私にこびを売るわけでもなく、寝そべったままで挨拶する。

プライドが高いのかもしれない。

こびを売るネコなら、足もとにじゃれついてきてもいいはず…。

そこはその辺のネコとキャサリン（仮）の大きな違い…。

キャサリン（仮）が、もしオスだったら…

「ロバート（仮）」と名づけることにしよう…。