女子皇族の通学は私的な事と位置付けられており、多数の公務員や多額の公費を使う警護や警備は極力避けなければいけないという事情がある。
そして、これまでは、「ある方法」により問題は生じなかった。
男子皇族の教育は公的な事とされ、教育費はすべて公費で負担する。
ところが、女子皇族の教育は私的なものとされ、お手元金と呼ばれる私費から出費される。
一生皇室に残り、一生公人であり続ける男子と違い、女子は降嫁して民間人となる。
民間人となる女子の教育まで国が責任を負う事は出来ないという訳だ。
しかし、女子皇族はいずれ民間人になるから警護や警備は軽くても大丈夫とはならない。
愛子様と同じ内廷皇族だった清子様の通学はどうだったのか。
清子様の大学入学時から通学期間、学習院大学には警備を厳重にしなければいけない、皇室関係の警護対象が別に居たのである。
別の人物が対象者であっても学習院大学の警備が厳重になれば、清子様の警備にかける人員や公費は削減できる。