皇室と宮内庁はこれまで通り悠仁様の即位を前提に動いている。
政府と国会が法律を変えないのだから当然といえば当然の話。
ところが、皇室や宮内庁の前例のない動きを、
「愛子天皇擁立に向けた動き」
と曲解する人達がいる。
直系優先を原則とする皇室制度が制定されたのは明治になってから。
以来、直系優先の原則が守られて来た訳で・・・。
傍系を優先するという原則に反した皇嗣就任が行われた時点で、前例のないあれやこれやがあって当然といえば当然である。
愛子様と悠仁様が天皇ご一家の写真に家族として一緒に写るのは悠仁様にとってよろしくない。
悠仁様の即位には、
愛子様との結婚による内廷入り
女性宮家と呼ばれる宮家女子の一代限りの宮家相続と旧宮家男子の婿入り
という2つの絶対条件があるからだ。
いとこ婚を禁止する国や地域が今もある。
カトリックもいとこ婚は本来禁止。
現代の君主が避けるべき結婚をするだけでも問題なのに、海外にも配信される家族写真であたかも姉と弟のように写るのは避けるべきである。
一方、愛子様にとっても御三方の写真はメリットばかりだ。
両陛下の唯一のお子様(直系)である事を示せる。
何より天皇陛下の左脇という後継者席に座れる。
こういう事が、
両陛下は愛子天皇を望んでいる
愛子様を秋篠宮ご夫妻や悠仁様より高位に扱っている
と言わせているのだろうが。
悠仁様が内廷への婿入りという形を取るなら、
愛子様が両陛下のお子様である事を内外にしっかり示す
愛子様を両陛下の唯一のお子様として厚遇する
というのは重要である。
愛子様の位や立場が良ければ良いほど婿の位と立場は良くなるからだ。 つまり、非常に紛らわしいが、悠仁様の即位の為の動きは、愛子様を下げる事にはならない、むしろ愛子様の正統性を際立たせる。
愛子天皇派は、
「愛子様こそ次の天皇に相応しい」
と一歩も引かず批判を繰り返しているが。
悠仁様の即位の権利を奪ったと言わせるようなタイミングでの皇位継承改正は、愛子様人気に翳りを落とす。
皇室も宮内庁(政府)も悠仁様の即位に絶対条件がある事やその絶対条件を満たす為に動いている事は明かさない。
皇室の方々が皇室制度に言及すれば政治に関与した事になりアウト。
宮内庁が悠仁様の即位にはこうした政略結婚が不可欠と説明することも出来ない。
国民の強い反発を招き更に反秋篠宮派が増えるだけである。
その為、2つの条件とも愛子天皇を警戒し両陛下と愛子様を目の敵にする男系男子派によって阻止される。