清子様が学習院大学に入学した時、内々に礼宮様との婚約が内定していた川嶋紀子さんが在籍していた。
皇族となる事が内定した人物。
しかも、浩宮様のお相手選びが混迷を深め、ご結婚が相当難しそうに思われていた時期。
礼宮様は次男だが、男子が誕生すれば、明仁皇太子殿下の孫世代で初の男子となる。
そして、浩宮様に男子が誕生しなければ、将来天皇の母になるのだ。
という訳で、民間人でありながら川嶋紀子さんは非常に重要な人物だった。
厳重な警備体制が敷かれていた筈である。
清子様が入学した昭和63年、紀子様は大学4年。
大学院に入学した翌年9月皇室会議を経て正式に婚約内定。結婚して皇族となっても学習院大学に在籍し、前期課程を修了したのが平成7年。
清子様は大学院に進まなかった為、既に大学を卒業していた。