三笠宮家の彬子様が旧宮家男子と結婚する事になっても、現状では皇室に残るのは難しい。
彬子様は天皇陛下の再従姉妹(ハトコ)。
6親等で近親者では無い。
天皇陛下や秋篠宮殿下にとってギリギリ親族ではあるが、悠仁様にとっては親族ですらないからだ。
眞子様の結婚相手と彬子様の結婚相手が親族であれば、眞子様の子供と彬子様の子供は父方母方両方で繋がる。
そして、両方の血縁関係を足す事になり、母方のみの血縁関係より近くなる。
彬子様と年齢の釣り合う未婚の旧宮家男子に、秋篠宮殿下のイトコにあたる男子が居る。
東久邇宮家に嫁いだ上皇陛下の姉成子内親王の孫で、眞子様のハトコにあたる。
もし、大正天皇を通じて天皇ご一家と繋がる彬子様と結婚したら。
そして、眞子様の結婚相手が母方の親族なら。
悠仁様にとってもかなり関係性は近くなる。
彬子様を皇室に残す理由になるだろう。
なぜ、悠仁様の結婚相手ではなく、眞子様の結婚相手と彬子様の結婚相手が親族であった方が良いのか。
悠仁様の結婚は早くて10年後。
間に合わないからだ。
彬子様を皇室に残すには、彬子様の結婚相手が秋篠宮家との血縁関係を近づける男性だと分かるようにしなければいけない。
尚、その男性の母親についての情報は一切出ていない。
男系男子派から旧宮家の中で天皇ご一家に最も血縁が近い、皇室入り最有力候補と言われる東久邇家も、悠仁様の代になれば血縁関係はさほど近くない。
三笠宮家も大正天皇を通じて天皇ご一家と繋がる事からかなり遠くなった。
外国への公式訪問など重要な公務は、日本の皇室も世界の王室も、
・当代天皇(国王)の近親者
に限られ、4親等で近親者では無いが、
・当代天皇(国王)のイトコ
までが許される範囲だ。
イトコは、祖父母が同じ者。
当代天皇の祖父が天皇であれば、イトコも天皇の孫にあたる。
当代天皇との関係性も重要だが、歴代の天皇の子と孫は重要なのだ。
上皇陛下とエリザベス女王は男性のイトコ達に海外訪問など重要な公務を委ねていた。
上皇陛下は唯一の弟常陸宮殿下が子供の頃の病気で丈夫では無かった。
エリザベス女王の場合は、妹が民間人と結婚して、夫は王族では無い、公務はしないという事で一人公務という形。
妹に夫婦同伴の公務は難しかっただろう。
天皇の子と孫は、男性が親王、女性が内親王。
ひ孫以下は王・女王と身位が変わる。
英王室も王子・王女の身位は国王の子と孫まででひ孫には授けない。
だから、将来国王となるウィリアム王子の子供達はエリザベス女王のひ孫だけれど、王子・王女の身位を特別に授かった。
そして、弟のヘンリー王子の子供達は王子位王女位を授からなかった。