すべては皇室に繋がっている

新妻を伴ったルクセンブルク皇太子 結婚のお祝いという理由があった10年前の上皇ご夫妻の昼食会招待

10年前もルクセンブルク皇太子は企業関係者を引き連れて来日。

その際には天皇皇后両陛下でいらした上皇ご夫妻が昼食会に招待された。

新妻を伴っての来日であり、皇太子妃のお披露目も目的の1つだったからだ。


日本は国王や大公というトップが国賓として招待出来ない時に限って、次位にあたる皇太子を公賓として招待する。

つまり、大公が海外訪問に積極的なルクセンブルクの皇太子は、公式訪問という形で来日する事はない。


商売としての来日でも結婚したばかりの皇太子妃を伴っての来日ではお祝いぐらいしなければいけないだろう。


日本は皇太子の結婚式にルクセンブルクの皇太子を招待していない。

結婚式に招かなくても公式にルクセンブルク皇太子夫妻を招待する返礼を行うのが本来のマナーである。

ところが、日本は公平性の問題から結婚式に招待してくれた皇太子夫妻だけを公賓として招待する事が出来ない。

だから、商売としての来日ではあったが当時の両陛下が昼食会を開いてルクセンブルク皇太子夫妻をもてなしたのだ。


今回のルクセンブルク皇太子の来日で両陛下が食事会を開かなかった事が色々取り沙汰されたが。

王室が相手の場合は、招待やおもてなしを両国で同等にするようすり合わせが行われる事を忘れてはいけない。







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