明治から平成までいずれの天皇陛下にもスペアとなる「弟」や「従兄弟」が存在した。
そして、令和の現在も天皇陛下にはスペアとなる「弟」が存在する。
男子が誕生しても公務の出来る成年皇族になるまでは長い。
後継ぎが未成年のうちに天皇が病に倒れ崩御すれば国事行為に支障をきたす。
明治天皇に実の弟や従兄弟は居ない。
けれど、皇后の美子様を通じて伏見宮家とは法的な親族となっていた。
姻戚関係ではあるが、男性皇族は全員が明治天皇の叔父や従兄弟であった。
大正天皇の場合も、実の弟は居ないものの4人の妹達がすべて男性皇族と結婚。
4人の男性皇族が義弟であった。