すべては皇室に繋がっている

秋篠宮家は五輪で国王一家をおもてなしする立場に無いから簡素化は好都合 公式訪問先が王室の無い国に限定されている理由 1


秋篠宮殿下が天皇陛下の次という皇位継承は世界の中で特異である。

正統性に難があり、国際的に認められないという事。

秋篠宮殿下を皇太子待遇にするというのはあくまで日本側の都合であり、相手側が納得して受け入れるかどうかは別である。

特に王室の場合は、自分達の王位継承の正統性が問われるので、正統性に問題がある皇族を正統な継承者とは扱えない。


王室の無い国は「天皇の弟」「天皇の姪」といった天皇の近親者でも公式訪問とし厚遇する事になるが、王室のある国は格付けによって待遇を変える。

そして、その待遇のレベルは対応する王族のランクによって分かる。



法治国家の世襲王室の場合、次の国王は「国王の最近親」が原則。

「最近親」とは最も血縁の近い親族の事。

国王との血縁関係の近さ深さを王位継承の根拠としているからだ。

血縁関係に性別は関係ないので、娘が居れば娘が最近親になる。


アラブは男系男子継承を守っている国が多いが、過去の国王の息子も含め、王子の中の最年長者が王位に就く慣例。

だから、弟の継承だった。

日本の皇室でいえば、上皇陛下の次は弟の常陸宮殿下という形。

王位継承者は関係者で話し合って決める合議制だからこそ、国王との血縁関係の近さより性別や年齢を優先出来るのだ。


そもそも、法治国家では無い。

法治国家では無いから、王位継承を法律ではなく話し合いで決める。

弟を国王の養子にする事も可能。



代替わり前、「ウィリアム王子のカウンターパートナーは秋篠宮殿下」と説明していた皇室ジャーナリストが居た。

『カウンターパートナー』とは、対応する相手、同格の相手の意味。

ところが、ウィリアム王子の結婚式に招待されたのは、当時皇太子夫妻だった両陛下。

来日したウィリアム王子が訪問したのは東宮御所。

「継承3位」と順位が同じ・・・という事で某皇室ジャーナリストは『カウンターパートナー』という言葉を使った。

しかし、日本でしか通用しない特異な継承順位では同等にならない。





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