あたしは野良猫みたいに いつだってひとりで背を向けて歩いていた
どろだらけで心を隠す 血がにじんだ傷はかさぶたにもならない
あ~ あたしはこれから
あ~ どこへゆくの?
あ~ 風邪が冷たいよ
でも誰の優しい手もいらないよ
ひとりきりでもゆける
それは強がりじゃない
強がりじゃないの
優しさや温もりじゃ埋まらない
少し知りすぎた人の心
夜の中 野良猫同士で傷をなめあっていたんだよ
甘い声でしっぽをふる 犬にあこがれてた
犬にあこがれてた
あ~ あたしはこれから
あ~ どこへゆけばいい?
あ~ 雨が冷たいよ
でも誰の優しい手もいらないよ
ひとりきりでもゆける
それは強がりじゃない
強がりじゃないの
優しさや温もりじゃ埋まらない
少し知りすぎてしまった
本当は優しくされたくて
抱きしめてほしくて
涙がでそうなのに
かくしてたんだよ。
あ~ あたしはいつから
あ~ こんなに弱いのよ
あ~ 心が痛いよ
でも誰の優しい手もいらないよ
ひとりきりでもゆける
それは強がりなの
ひとりじゃだめなの
世界中でたった一人のあなたを
本当はずっと待っているの
本当は ずっと 待っていたの