・アントラキノンAnthraquinone あんとらきのん
大黄、アロエ、センナ、エビスグサなどに見られる淡黄色の成分で生薬の大黄はアントラキノンの成分が多く、神農本草経では下品(げほん:有毒性が高い)に収録して下品は安全性の確認が十分でない分類とする。
アカネ色素にも含み発がん性を指摘し食品添加物リストより削除(平成16年10月)している。アントラキノンには強い下剤効果があり含有量の多いセンナが下剤として知られる。漢方薬、一般医薬品はアントラキノンの毒性を軽減の処理、工夫がしてある。
生薬として使われる薬草茶や健康食品の中にはアントラキノンの過剰に飲用することも考えられアントラキノン系成分を含有する薬草茶や健康食品の常用や多量摂取は避けたほうがよい。
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