・タラバエビ科Pandalidae たらばえびか
遊泳類のエビの種類でエビ目[十脚目(じっきゃくもく)]・エビ亜目・コエビ下目の分類群の一つであり世界で140種ほどが知られる。
タラバエビ属Pandalus(ホッカイエビ[体長13cm])・(ホッコクアカエビ:南蛮えび・甘エビ[体長15cm])・トヤマエビ(体長25cm)、ボタンエビ(体長15cm)などがある。他にモロトゲエビ属Pandalopsis(ブドウエビ[体長20cm])、ビシャモンエビ属Miropandalus(ビシャモンエビ[体長1-2cmほど])、 ジンケンエビ属 Plesionika などがある。
タラがすむ海、寒海にすむエビということだが、ジンケンエビ属 Plesionika では熱帯地方で深海の冷たい海に生息する。タラバエビ科の多くはは水温の低い、深い海の代表でありタラバエビ属とモロトゲエビ属の特徴として雄性先熟でオスからメスへの性転換を行う。
タラバエビ類は甘みがあることに加え、殻と身が離れやすく、生食に向き刺し身に、焼き物・テンプラにしても甘みがある。
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