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ワールドカップロシア大会テクニカルリポート世界編

2018年07月16日 | サッカー

 とりあえずフランスの優勝おめでとう。

次の四年間はフランスの天下だ。少なくとも勝ったサッカーには正しさの半分がある。

エンターテイメントとして成功したのはクロアチアとベルギーだ。

  ドイツはプレイメーカーのエジルが不調だった。その時どのようなチーム戦術を採用するか?がなかった。フランスとは好対称である。また、ドイツの予選落ちはモデルトレセンの再評価が必要だと言っている、と私は診る。

 イングランドの成功はユースサッカーの成功であり、トレセンの成功だとUEFA坊さま会議は言いたげだ。

 フランスは今、持ちうる持ち駒を使って、適切なチーム戦術を採用して、これ以上ない成績を上げた。フランスサッカー技術委員会は してやったり だろう。守備的な戦術だと批判を受けるのはやむを得ない。フランスにはプラティニもジダンもいないのだから、やむをえないだろう。

 フランスのようにひいてボックスを作って守るチームを攻略するにはどうしたらよいだろうか?少なくとも、カウンターのカウンターのそのまた、カウンターではないだろう。私が参考にするのは1986メキシコ大会のウルグアイ対デンマーク戦の後半、とスペイン対デンマークである。

フランスの成功もまたUEFA坊さま会議はトレセンの成功だと言いたげだ。

 南米勢が振るわなかったのはどうしてだろう?

私はたんにコロンビアはハメス・ロドリゲスの調子が悪めかったから、アルゼンチンはイグアインを使わなかったから、ブラジルはオスカーを選ばなかったからだけだと思う。

 アジア、アフリカ、中米北米、オセアニアの代表が振るわなかったのはなぜだろう?

フィジカルは改善されているのに何でだろう?私には解りません。

韓国が振るわなかったのはフットサルに力を入れていないからだ。それに対して日本はフットサルや八対八に力を入れている差が出た。

 アザールとモドリッチの活躍は卓越したプレイメーカーの必要性を再認識させた。また、循環論の正しさを証明した。

 ポリバレントとは何だろう?

アザールとモドリッチはポリバレントだったとも言えるし、ポリバレントではなかったとも言える。正解はポリバレントである前にスペシャリストであれ、ということだろう。

 それから、モダンサッカーには時間と空間がますますないとロシア大会のテクニカルリポートは書くだろう。しかし、今回もたくさんの得点とたくさんの失点が生まれているのだから、選手がプレイするスペースは、やりようによっては依然としてあるということだ。あるいは人材、天才さえ育みさえすれば。

  ( 人材論者 )

  後はボチボチ書きます。(マイクル-サンダル)

 



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