NHK プレミアム10 「この世界に僕達が生きてること」
先に他界した双子の弟の遺志を引き継ぎ、絵を描き続けている河合正嗣さんに密着する。正嗣さんと双子の弟の範章さんは、筋ジストロフィーとともに生きてきた。範章さんは23歳の時に他界。素晴らしい油絵を描き上げた直後、眠るように息を引き取った。同じように病気が進行していた正嗣さんは、声を失う覚悟で気管切開手術を選択し、一日でも長く絵を描き続ける道を選んだ。正嗣さんが描き始めたのは「ほほ笑みの絵」。手術をした病院でモデルを募集し、医師や看護師、入院患者たちの笑顔を描いてきた。目標は110人。そこには人と人がつながるという意味が込められている。
ふと22:00のニュースを見ようとTVをつけた。
ん? 目に飛び込んできたのは
気管切開をして笑顔の青年が細い手で筆を握って絵を描いている。
画面に釘付けになった。
河合正嗣さん28歳のドキュメンタリー番組
現在、寝たきりになった身体
でも、100号の絵に挑戦中である。
格別、吸い込まれるものには・・
私の知人、50代後半の男性も
40代になって、筋ジストロフィーを発症された。
その頃は、登山もされる健康的な身体だったとのこと。
主治医は「進行の遅い筋ジストロフィーですね」とのこと。
筋力が少しずつ落ちていってるのは確か。
去年できた事が今年はできない
膝に力が入らなくって階段は勿論、傾斜も杖がないと歩行できない。
他人とすれ違いざまに身体がすれただけでふらつき転倒される。
しかし現役で多忙な仕事量をこなしてらっしゃる。
そのバイタリティーさには頭が下がるほど・・・
思わずこの番組と、その方とだぶってしまった。