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人の風景 emiko life 262話 写真を撮る

写真を撮ることに、楽しさを感じた瞬間があります。

私は、地域の情報提供を目的に、月刊新聞を発行していました。

地域のイベント情報やエッセイなどの記事の中でメイン記事は、地域でリーダー的に活動している女性の紹介記事でした。

月刊新聞として130号程、発行しましたので、130人ほどの女性の取材したことになります。

話を聞き、写真を撮るのも私一人の仕事でした。

何十人もの女性をカメラで見つめきたある日、レンズを通して、表情を捉えている女性の何とも言えない美しさに気がつきました。

勿論、写真を撮られるという緊張感を持って、カメラを見つめていたということで、その女性の表情が引き締まって、美しさを増したと言えるかもしれません。

この日以来、カメラは私にとって、「真実を写し撮る」以外の何物でもないと思えるようになりました。

どこに出かけるにもカメラ持参です。

カメラがあることで、楽しさ10倍でした。

そして、カメラもフィルムからデジタルの時代へと変わり、デジタルカメラになりました。

デジカメで撮った写真は、パソコンで見ることができ、必要なものは印刷できるようになりました。

それまで、写真を撮るためにフィルムを買い、撮ったものは現像しなくてはなりませんでした。

写真を撮るには、経費がかかっていましたが、パソコン処理ができるようになって、思いっきりの枚数を撮ることができるようになりました。

パソコンの中に保存してきた枚数は、1万枚、2万枚と増えています。

パソコン自体も保存容量が大きくなり、写真も安心の枚数で膨れていきます。

FacebookやInstagramなどへの投稿もしていて、より多くの人たちに写真を見ていただく機会も増えました。

写真があることで10倍の楽しさだったのが、投稿して100倍の楽しさです。

そんな楽しさを披露します。

昨日撮った写真です。

夕方、雲一つない空は、茜色で輝いていました。

「あぁ、もうすぐ富士山の後ろに太陽が沈むな・・」

近くに、富士山の遠景が見える所があり、出かけていきました。

スマホでの撮影ですので、あまり、露出の調整などできませんが、スマホ自体が撮影機能が優れているので、空の状態が良ければ、富士山の姿は撮れるはずです。

20分、10分と待ちました。やがて太陽は、濃い茜色を富士山に降り注ぎながら、沈んでいきました。

茜色が靄のようになって隠していた富士山が、ハッキリ姿を現しました。

案の定、きれいに見えます。

感動して、夢中で撮りました。



富士山の向かって右手に太陽が沈み、富士山の左手は、斜めに光線が遮られている瞬間です。

きれいに浮かび上がっています。

静岡県と山梨県にまたがる富士山を、千葉県の柏市で撮影できるなんて、不思議なくらいです。

しかも、富士山は美しい山容ですから、無視できない存在感を感じます。



神様のプレゼントです! 茜色が最後の輝きを放っている時に飛行機が、悠然と飛んでいきました。

きっと、多くの人が飛行機の中から、茜色に染まった富士山を、楽しんだことでしょう。

さてと、撮影をやめて、道路に出ると、ミラーに富士山を見つけました。



「どの方向から、このミラーに富士山が映っているの?」

と、その方向を見ると、今まで撮影していた所よりも、より大きくハッキリと見える富士山です。

「エッ!こんなに富士山かきれいに見える撮影ポイントがあったんだ!!」

そこで、さらにパチリ、パチリです。


この撮影ポイントから60mほどの所にある坂は、地域の人の呼び名なのか、富士見坂と言います。

今は、高い建物が増えていますが、きっと、昔は、遮るものなしで、富士山がきれいに見えていたのだろうと思います。

良い写真が撮れました。😀 

写真を撮ることは、私にとっては幸せ。

さらに、真の美しさとの対面です。😇 

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