セレンディピティで水彩画教室がスタートして12年ほどになります。当初から受講されている生徒さんもいて、その方たちの上達を見てきたとも言えます。
私も昨年から受講していて、絵を描くことに「四苦八苦する」といった心持ちになることがあります。なぜそんなことになるのかと言えば、描こうと思っている対象物を捉える感覚に自信が持てないのです。
~花を見つめれば、花びらの形はこんなかな?
~葉っぱを見つめれば、葉脈はどうなっている?
等々、デッサンがうまくいきません。色を塗り始めると、すべての色は絵具を混ぜ合わせて作り出した色を使うことになります。小・中学生だったころのようにクレヨン一本で赤、絵具一色で赤といった色の塗り方ではありません。
葉っぱの色はグリーンなので、緑と黄緑と青等々、筆先がパレットの上で動いた感覚で混ぜ合わせると、使いたい色になりました。でも、もっと同じ色を使いたいと思った時、混ぜ合わせ具合がわからないといったことになることも‥。
先生の筆先を見ていてもわからない! 何度も何度もいろんな色を作る経験をしていくしかないということになってしまいます。


今日は、何種類かのアジサイの花とクレマチス、スイセンソウ、ラークスパー。アジサイの花は、ピンクと白のアナベル。テマリ咲きなので花が密集しているために、花びらの形をはっきり描く花とぼかす花があり、根気がいります。
😃先生の作品です

生花を描きます。


デッサンが終わって、色を塗り始めると絵になってきます。色が入ると上手とか下手に関係なく絵になり、描く楽しさが感じられるようになります。
子どものころから絵を描くことがお好きだった先生の筆さばきを見ていると、もう、先生が絵に費やされた時間に、追いつくことはできないと実感します。
「ああ、絵の好きな子供だったら良かったのになあ」と思いますが‥。
それでも、下手なりにでも自分の絵を描いていくうちに、私の表現の絵になるのかもしれません。ゆっくり、頑張っていきます。
セレンディピティの水彩画教室は、1回3時間の講習時間になっています。真剣に取り組みながらもおしゃべりが弾み、お茶が美味しい時間になります。
もう少し紹介します。




😌 天候の変動が激しく雲がいろんな絵を描いてくれます

