emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

昭和元禄 落語心中 第3話

2018-10-29 15:56:34 | 2018秋ドラマ
第3話 「迷路」

※私は原作もアニメも見ていません。

菊比古(岡田将生)が最後のシーンで話していた「品川心中」、戦争初期の頃に自分を生かせるものとして熱心に覚えたものの、時局柄…ということで話すことができなくなってしまっていたものでしたね。
菊比古には助六(山崎育三郎)にはない色気がある、しかも陰のある・・・
そのことに自分で思い出して、自分の目指すものが定まって、とても良かったな~と思いました。
みよ吉(大政絢)の力も大きいと思いますが

身近に同じような経歴の人がいて、その人が活躍していると、焦りますよね
仕事に限らず・・・
私は趣味でバドミントンクラブに所属していましたが、趣味ですら同じ頃に入った人には負けたくないって思いましたし(笑)
負けん気が強いのも大事だけど、でもそれで基本的なことや自分らしさを失うのは本末転倒で、冷静に客観的に見れば、もっと大きな目標を持って着実に進んでいくのが、先々を考えればとても重要なことなのかも。。。


でも、落語の世界は難しそうですね。
真面目にコツコツ稽古して、師匠の言う通りにして そのまま寄席で話しても、お客様に喜んでもらえるわけではない・・・。
師匠・七代目有楽亭八雲(平田満)
「稽古のしすぎ、真面目すぎるんだ。
 お前の落語には隙がねぇ。
 色気ってのは隙から生まれるんだ。
 いいかい?完璧なものに色気は差さねぇ。
 隙があるくれぇの方が、愛嬌とか遊びがあっていいんだ。
 精進してたら遊べねぇだろ。
 たまには馬鹿になって遊べって言ってんだよ。
 その方が自分の落語を見つけるためには、てっとり早ぇ。
 お前はまだ『自分の落語』ってのを見つけてねぇんだ」
と言っていたけど、遊べってどこまで!?(笑)
みよ吉を菊比古に引き合わせましたが、どこまで遊んでいいのでしょうね~?

まぁ、師匠も みよ吉も、菊比古が女遊びにうつつを抜かしてしまうことはないと分かっていてのことでしょうけど、
みよ吉に つれない態度を取る菊比古に対し、夜道を送っていこうと優しく声を掛ける助六に、
みよ吉が「あなた、意外と優しいのね」と
そうでした・・・助六と みよ吉の子供が小夏(成海璃子)ですからね。
これからこの3人がどうなっていくのか、とても気になります!

みよ吉がボソッと言っていた
「死ぬのなんて怖くない。一人で死ぬのは寂しいけど」
という言葉も、意味深でした。


「何のための落語?
 てめぇの居場所をこさえるため。
 ここにいても大丈夫だと思うため。
 自分が自分でいるため。
 作るんだ、てめぇで てめぇの居場所を。
 これが、あたしの落語」
自信を持ってきた菊比古が、これからどんな成長を遂げていくのか、とても楽しみです。

でも、来週のタイトルは「破門」
菊比古と助六、どちらかが破門されるのでしょうか??
まだ全10話のうち第3話までしか放送されていませんが、濃厚ですね~

←web拍手です。

※先週web拍手をくださったiさん、いつもありがとうございます!とても嬉しかったです。

※これまでの感想
 第1~2話

※公式HP(こちら
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Athlete Beat #226 | トップ | 大恋愛~僕を忘れる君と 第... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。