emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

新宿野戦病院 と 笑うマトリョーシカ と 南くんが恋人!? 観終わりました

2024-09-13 16:56:00 | 2024夏ドラマ
水10(フジ)「新宿野戦病院」と金10(TBS)「笑うマトリョーシカ」と火9(テレ朝)「南くんが恋人!?」を観終わったので、それぞれ感想を書きます。

水10(フジ)「新宿野戦病院」

でーれー下ネタ満載だったけど、もんげー社会派ドラマで、ぼっけー面白かった!
 ↑
このドラマ観てると、使いたくなるよね~www
いやぁ・・・ものすごく振り切ったドラマで、最後まで走り抜けていてブラボー!!でした。
ドラマだから誇張して描いている部分もあるだろうけど、歌舞伎町とか、トー横キッズとか、繁華街で発生する救急患者の症例とか、知らなくてもいいことまで知ることができて、面白さの中に毒が混ざっていて、たくさん考えさせられました。
「クローズアップ現代」でトー横のことを時々特集しているので、ある程度は知ってはいたのですが、その少女たちの内面や、外国人や無保険者の状況や、警察やNPO団体の介入と限界などをこのドラマでは踏み込んで描いていて、
でも描きすぎではなく、小気味いいテンポで笑いを入れながらグイグイと投げかけていて、重苦しくしていないのが、
さすがクドカンさん!!

(今の朝ドラにも、こういう緩急が後半部分にほしかったな・・・
「女性に関する法律問題」をぶちこみすぎていて、しかも詰め込みすぎ感を視聴者に強いているのが・・・

キャストも みんなハマっていて、
小池栄子さんの、岡山弁&英語のもんげー量のセリフを流れるように話すのは「エクセレント!!」という言葉では足りないくらいに素晴らしすぎたし、
柄本明さんの「赤ひげ先生」と言われながらも「スケベジジイ」という言葉もピッタリな、良い人のようないい加減な人のような、どちらにも見える存在感がさすが!!だし、
濱田岳君の、警察官としての仕事をこなしながらも、人間味が溢れる一つ一つの動きが自然で、ギリ警察官として歌舞伎町の人たちを悪いようにはしないで誘導していく姿が本当に温かくて良かったし、
塚地武雅君は、母性に溢れた看護士で、朝ドラよりもよっぽどハマリ役だったと思うし、
仲野太賀君と平岩紙さんと岡部たかしさんは、朝ドラでも生き生きとしていたけど、このドラマでは全く違う役どころで弾けていて、俳優としての引き出しの多さに感服し、
余貴美子さんに至っては水曜日なんて、朝は「虎に翼」で老婆、昼は「ちゅらさん」でバリバリOL、夜は「新宿野戦病院」でアメリカ帰りのパリピwで、振り幅が大きすぎて多重人格にしか思えなかったです
橋本愛ちゃんと馬場徹さんと生瀬勝久さんの「フッ軽さ」も素晴らしかった!!
もう、どの人物も染まっていて、誰がどう良かったと言い尽くせないくらいにハマっていたと思います。

「ルミナウイルス」のようなパンデミックは、また来るのでしょうかね・・・
正しく恐れて、必要以上に混乱せずに、冷静に対応できるように・・・

でーれー深いドラマをありがとうございました!!


金10(TBS)「笑うマトリョーシカ」

このドラマも結構好きで、録画を溜めずに毎週欠かさず週末に観ていたドラマでした。

清家一郎(櫻井翔)のハヌッセンは誰なのか・・・!?
浩子(高岡早紀)と美和子(田辺桃子)が、ものすごく怖かった!!
2人とも今のハヌッセンではなく、既に捨てられていたということが分かり、それでは誰??という所で最終回に行ったのですが、そういうことでしたか・・・
一郎は「自分の考え」というものを持っていなくて、導いてくれる人の言うことは真綿のように吸収して自分の意見のように話すことができるけど、その人に「利用されている」とか「馬鹿にされている」と分かった時には、その人に一番ダメージのあるタイミングで切り捨てる・・・
人間の心の奥底にある嫌な部分が毎回炙り出されていて、ゾクゾクザワザワしながら観ていました。

高岡早紀さんがあまりにも怪演だったので、最終回は若干拍子抜けした感は否めなかったのですけどね

ジャーナリスト・道上香苗(水川あさみ)と、それに振り回される上司・山中尊志(丸山智己)のコンビが良かったし、
一郎と鈴木俊哉(玉山鉄二)と佐々木光一(渡辺大)の同級生トリオは、良い雰囲気の時がたくさんあったので、このまま別れてしまうのは悲しいな・・・と思ったり。

人を洗脳していくことや操っていくことは良くないことだけど、過度すぎずに導いていく存在というのは少しは必要だと思うので、
その按配について考えさせられたドラマでした。


火9(テレ朝)「南くんが恋人!?」

南くん(八木勇征)がめっちゃカッコ良かった!
以上!!
私の中ではそんな感じでした

これまで放送された昔のドラマは観たことがなくて、本作で初めて観て、「ふーん、こういう話だったのか・・・」と。
もう少し「令和ならでは」のものを盛り込んだ方が良かったのでは?と思いました。
「なぜ今リメイクしたのか?」がよく分からなかったのですよね・・・。

岡田惠和さん脚本で、良いセリフはたくさんあったし、温かい雰囲気に溢れていて、
最終話の南くんの最後には涙、涙で、
でも、決して「かわいそう」ではなく、楽しかったことを思い出して前を向いていこうということは強く心に刻まれましたが、
もう少し何かほしかったなぁ・・・と思ったり。

終始、八木勇征君の完璧なイケメンっぷりに癒されて、完走しました
_______________

残りは、
 月10(フジ)「マウンテンドクター」
 木10(フジ)「ギークス〜警察署の変人たち〜」
 金0:12(テレ東)「錦糸町パラダイス〜渋谷から一本〜」
を観ていて、
 
日9(TBS)「ブラックペアン シーズン2」は録画が溜まりに溜まっている状態ですが、いちおう観ようと思っています。


←web拍手です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 祝 100GO!夜祭 in 仙台、函館... | トップ | SPORTS BEAT #129 »

コメントを投稿