emitanの心にうつりゆくもの

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ラスト・シンデレラ 第10話

2013-06-14 15:44:02 | 2013春ドラマ
第10話 「お前はオレが守る」

遠山桜(篠原涼子)は、大神千代子(菜々緒)から佐伯広斗(三浦春馬)と出会った日の真相を聞いてショックを受けて姿を消してしまい、立花凛太郎(藤木直人)は懸命に桜が行きそうな所を探し回る。
桜はマンションの屋上で寝そべっていて、駆けつけた凛太郎に「バカだよなぁ。最初は自分でも釣り合わねぇって思ってたのにさ。いつの間にか普通に付き合えた気になっちゃっててさ。プロポーズされた時なんか、すっかり似合ってる気になっちゃってたもんね。完璧に騙されましたな。彼のかけた魔法にかかっちゃったな。でもね、あんまりショックじゃないんだよね。なんていうかな、目が覚めたっていうか、夢から覚めたっていうか。あれだな、魔法が解けた直後のシンデレラもさ、こんな感じだったんだろうな」と話す。
すると凛太郎は「とんだ誕生日だったな。誕生日おめでとうございます。40歳?」と言って二人は笑い合い、桜の部屋で飲むことにする。
家に入った桜は広斗が用意していた数々の風船や花等の装飾に驚いて呆然とし、そこに広斗が現れて「ウソついたのは本当に悪かったと思っている。でも今は本当に桜さんの事を・・・」と話すが、桜は家の中に入れず、駆けつけた凛太郎が追い返す。
装飾を片付け始める凛太郎に桜は「ありがとね、立花がいてくれて良かった。なっつっちゃってね」と声を掛け、二人ははにかみ合うが、凛太郎が片づけている間に桜は眠ってしまう。
翌朝、広斗は千代子の元を訪ね、何故桜に話してしまったのかを尋ねると、千代子は「桜さんが傷つけば広斗が一番ダメージ受けるからに決まってるんじゃない。広斗も凛太郎さんも、悲しそうな桜さんを見て傷つけばいいのよ。もっともっと傷つけばいいのよ」と言い放ち、睡眠導入剤を飲んで眠り始める。
武内公平(遠藤章造)は、妻・美樹(大塚寧々)が憧れていた結婚式場のキャンセル待ちを見つけ、2週間後にここで式を上げようと言い出す。
美樹は桜がこんな時に…と悩むが、桜はヘアメイクは自分の美容室に任せてと快諾する。
そして「嘘つかれたのはショックだったけどね。でもね、彼と過ごしたこの何か月間はすごく楽しかった。それに彼のおかげで恋をするってのは最高だってことも思い出せました。だいたい15も歳の差があって普通に付き合えてるって方がおかしいんだよ。やっぱり嘘でしたって分かった今の方がこう、しっくりきているんだよね。(今の辛い気持ちは)時間が経ちゃなんとでもなるもんだよ」と話すが、それを聞いた美樹は、広斗がしてきたことの全部が嘘だったとはどうしても思えないと話す。
長谷川志麻(飯島直子)は、フェイスブックで募集したお見合い相手を「SOBARエンドウ」に呼び、自分と今日寝たいと思った人は手を挙げるように言い、その人達を退場させ、残った人とジャンケンをしてジャンケンで勝ち残った近藤卓(KENJI)に向かって今晩デートしようと話す。
心配する「SOBARエンドウ」の店長・遠藤健一(橋本さとし)に志麻は「桜と彼の事諦めたくないのかも。始まり方なんかどうでもいいって事、証明してみたくなったの」と話す。
志麻は近藤にどうして見合いに応募したのかを尋ねると、近藤は「変わりたくて。ずっとあがり症で、こんな自分が嫌で。あなたのような堂々とした女性となら変われるような気がして」と話すため、志麻は「同じだ」とつぶやく。
桜が美容室の店員たちと「SOBARエンドウ」で食事をしていると広斗が現れ、「いつか本当のこと言わなきゃって思ってたけど、自分でもよく分からないうちにどんどん惹かれていって、気づいた時にはもう、あなたを失うことが怖くて言えなかったんだ。今は本当に好きなんです。プロポーズも本心です。大会で優勝したらもう一度会ってください」と話すが、桜は無表情で「ごめん」と言って店を出て行き、凛太郎は広斗に「これ以上アイツに近づかないで。君が現れる度にアイツは傷つく。そもそもさ、君はアイツを幸せにできるの?俺の方がアイツを幸せにできる。少なくとも傷つけたりはしない。もし本当にアイツの事が好きなんだったら、よく考えてみて」と話して桜を追いかける。
桜の郵便受けにはバラが一輪入っており、桜は凛太郎に「やっぱり全部が嘘だって思えなくて」と話すと、凛太郎は「いい加減目覚ませよ!あんだけ傷つけられたのにまだアイツの事が好きなのか?勝手にしろ」と言い放って先に行ってしまう。
それから毎日一輪ずつバラが差し込まれるようになり、桜は広斗に「花瓶がいっぱいになりました。これ以上もらっても困ります。なので…今から会えますか?」とメールを送る。
広斗が返信しようとしていると、千代子がやって来て「まだあの女の事追いかけてるの?いい加減諦めなさいよ。アンタだけ幸せになろうなんて絶対許さない。あの女の所へ行くなら、これ(睡眠導入剤)全部飲むから。本気だからね。死ねなくても全部飲むから。何でよ?今までずっと一緒にいてくれたじゃない。私の事見捨てるの?行かないでよ広斗…もう一人は嫌だよ。お願いだから一人にしないで」と言って泣き崩れるため、広斗は桜に連絡することが出来なかった。
凛太郎が休日の日に桜が店を仕切っていると、本店から凛太郎のニューヨーク勤務の異動辞令がFAXで送られてくる。
驚いた桜は慌てて凛太郎の家に駆けつけるが、凛太郎は「俺がいなくなったら念願の店長になれるかもしれねぇだろ」と話し、それでも桜が怒っているため「じゃあどうすりゃよかったんだよ!好きな女が他の男と結婚するの指くわえてボーッと見てりゃよかったのかよ!」と言い放ったことから、桜は驚いて無言で出て行ってしまう。
「SOBARエンドウ」に行った桜は、健一に「立花はいつもそばにいてくれて、そばにいるのが当たり前で。だから転勤の話を聞いた時はすごく動揺した。でも恋愛ってなると何か違うっていうか。何でも言い合える家族みたいな感覚で付き合っているからさ」と話し、健一は「そうだよね。今まで友達と思っていた人の事をいきなり男と思えって言われても難しいよね。でもさ、離れてると会いたくてたまらなかったり、相手の事考えただけでもドキドキするようなそういう関係も良いけど、一緒にいるとリラックスできて自分が自分らしくいれる、そういう関係もまた一つの恋愛の形じゃないかなって思わない?」と声を掛ける。
店を出た桜は、広斗の元カノ・桃(市川由衣)の兄・勇介(遠藤要)と遭遇し、因縁をつけられ、暴行されそうになる。
そこに凛太郎が駆けつけ、殴られながらも懸命に桜を守り、広斗も通りがかるがそんな2人を遠くから見る事しか出来ず、うなだれて帰って行く。
桜の家で手当てを受けた凛太郎は、桜から「(広斗や桃と)何の関係もない立花まで巻き込んじゃってホントごめんね」と言われて、「みんなして関係ない関係ないって言うなよ。俺だってお前の事好きなんだから、関係なくないだろ。関係ありまくりだろ」と言って桜を抱きしめ、「一緒に行かないか、ニューヨーク。今までお前の気持ちが一番大事だと思ってた。でも、もう我慢するの止めた。お前は俺が幸せにする。俺が守ってやる。だから一緒に行こう」と話す。
翌日、桜は凛太郎に「やっぱりちゃんと話してくる」と言って広斗と会うことを告げる。
しかし、桜と会った広斗は「嘘なんだよね。もう…ダメな人だな、また騙されちゃってるよ。だから全部嘘なんだよ。アンタを好きって言ったのもプロポーズしたのも全部嘘。そんなの分かりきってるでしょ。考えてみてよ、俺みたいな若い男がアンタみたいなオバサンに本気になるわけねぇじゃん。あーあ、面白かった。でももう飽きちゃったから終わり。これ以上付きまとわないでくれる?キモイんだよ」と言い捨てて去っていく。
そしてバイト先に戻った広斗は一人泣き崩れる。
凛太郎は「SOBARエンドウ」で桜を待っていたが、健一から「アンタ、Sだと思っていたけど結構Mだよね。桜ちゃんと彼が二人っきりで会うのを許しちゃうなんてさ、どう考えたってマゾでしょ」と言われて、凛太郎は「どっちみち迷ってるヤツをニューヨークなんか連れて行けないよ」と話すと、健一から「そういうところちゃんとし過ぎてるのよ、凛太郎は」と言われてしまう。
店を出た凛太郎は、雨の中傘も差さずにずぶ濡れになった桜を見て慌てて駆け寄って抱きしめ・・・


というような内容でした。

オープニングは、先週と同じく、広斗と凛太郎の両方が前に出てきて手を差し伸べていました。
そしてガラスの靴の手は凛太郎
まぁ先週から今週の流れからいったら、今回広斗の手だったらビックリですけどね(笑)

今日はちょいちょい毒舌&辛口感想になるかもしれませんが、ご容赦ください。

いやぁ・・・何ですか、この展開
おととい、ある直友さんに「海外ネタも使うかもしれませんよ」なんてメールで冗談交じりに送っていたのですが、ホントに海外ネタを使うとは!!
「ドラマあるある(ダメダメ)終盤展開」として(1)妊娠ネタ(2)海外ネタ がよく使われていると私は思っていて、こういう「逃げの展開」は嫌いなのですが、このドラマでも使ってきたかぁ・・・と。
で、笑っちゃったのが、海外に行くのが広斗じゃなくて凛太郎!!
広斗は先週、BMXの仲間から一緒にアメリカに行って向こうの大会に出よう、って持ちかけられていたから、「海外ネタ」を使うのなら広斗かな、と思っていました

広斗はどうするんでしょうね。
桜への大きい思いがあったからアメリカ行きも無しにしていたけど、桜への思いを断ち切った今、やっぱりアメリカへ行って更なる飛躍を目指した方が良いと思うのだけど・・・
これは、私が凛太郎派だから言っているのではなく、女と結婚するために夢を諦めるというのは(時にはアリかもしれないけど)、桜がその事を知ったら絶対に悲しむと思うからです。

で、ニューヨークに一緒に行こうと言った凛太郎だけど・・・
まだこの段階で「一緒に行こう」と言うのは無謀だよ (←ドラマが終盤だから? 笑)
もっとも、最後の方で健ちゃんに「どっちみち迷ってるヤツをニューヨークなんか連れて行けないよ」とは言っていましたけどね。
ニューヨーク行きが急きょ決まり、でも桜があんな感じで不安定だから心配が強くて焦っているのでしょうけど・・・(ということにしておきますか)
3か月限定の仕事だったりして(←それは「ホタルノヒカリ2」です! 笑)

で、「最終回直前緊急投票 桜は広斗と凛太郎のどちらを選ぶと思いますか?」という企画が公式HPに載っているのですが、これはどういう意図で企画しているのでしょうね??
「三毛猫ホームズの推理」のようにこの投票でエンディングが変わる、という訳ではないみたいですし。
そして、投票回数も、1週間で1回だけなのか、1日1回だけなのか、何回も投票できるのかもよく分からないし・・・。
ひたすら盛り上げたいというだけなような気がしてならず、もっとストーリーでドキドキさせようよ!!と思う昨日今日です。

チョコちゃん、凄いね
10話までずっと悪役だよ。
でも、予告編を観ていたら・・・・・・!?
チョコちゃんが広斗に依存しまくっているのは、火傷の恨みだけではなく「広斗の事が好き」っていう感情があるからだと思っていたのだけど、違うのかなぁ?
火傷の恨みからは早く解放してあげようよ~とは思うのだけど、この義兄妹はどう収拾をつけるのでしょうね。
収拾を付けない限り、広斗は桜と復縁できないと思うのだけど・・・。

最終的なエンディングですが、下にリンクを貼りますがプロデューサーさんが「MANTAN WEB」で、かなり踏み込んで答えています。
完全なネタバレではないのですが・・・ややネタバレがあっても良いという方は(こちら)をどうぞ。

今回の川柳3首は
・この想い 伝えるべきか 打ち消すか
・平凡な 日々にこそある 夫婦愛
・取り戻し かけた心が また折れて

私としては、ストーリーが雑になったように思えて残念な回でした。
ただ、個人的には「藤木直人祭り」のような感じで、フジッキーの色んな表情、声、仕草を楽しむことが出来て、かなりキャーキャー興奮していました。
横でダンナは呆れていましたけどね
(日9「空飛ぶ広報室」の記事も読んでくださっている方は分かると思うのですが、この3か月間、ダンナにとっては本当につくづく残念な妻な私です。反省しています


ということで、ここから下は、恒例の凛太郎派(藤木直人派)としてもう少し・・・

今回のツボポイントは、たくさんあったのですが特に2点。

1点目は
・序盤に桜の部屋で風船を片付けている時に「ありがとね、立花がいてくれて良かった・・・なに真に受けてんだよ、バカじゃねえの、ハハッ」って桜が言った後に、凛太郎が見せた笑顔
→すごく優しい笑顔で、白い歯がたくさん見えていて、私は打ち抜かれてしまいました

2点目は
・乱闘後に傷を消毒してもらう時に、痛がっている凛太郎のヘタレ顔!!
→なんだか懐かしいフジッキーの顔だったような気がしました

最近はキリッとした役が多かったから、こういうマイペースな感じの役で伸び伸びとしている姿が、新鮮で可愛らしいと思ってしまいました
奇跡の40歳です!!

あとは、風船をパンチした凛太郎も良かったですけどね。
ケンカは弱かったけど・・・でもあれはあれで良かったと思います(笑)
パーフェクトではなく何かが足りない方が、ホッとできるというか、愛らしいというか。
あんなにボコボコ殴られても「お前は俺が幸せにする。俺が守ってやる」って抱きしめる凛太郎・・・いいじゃないですかぁ~!!
もうね、桜の真意はどうでもいいって思ってしまいましたよ(爆)
本当は、ストーリーも伴ってほしかったんですけどね

相変わらずの乱文で、キャーキャー騒いで、お恥ずかしい限りです。
でも、このドラマの記事でweb拍手やweb拍手コメをたくさんいただき、恥ずかしながらもまたキャーキャーと書いた次第です
昨年1月からブログを始めているのですが、フジッキードラマでこうやって異常に盛り上がりながら記事を書くのは久しぶりかも、です。
「naohito過去ドラマ」カテゴリーの中で、「ラブレボリューション」についての記事があるのですが、その記事でも私はかなり壊れていました(笑)
そして、最近そのラブレボの記事の閲覧数もかなり多いんですよね~。
藤木直人最強キャラクターの一つにこのラブレボの「須賀ちゃん」があると思うのですが、「凛太郎」もそこに入ってきそうな感じなのでしょうか?
そんな愛すべき凛太郎キャラについてご賛同いただけている方が多いようで、web拍手が多いのはとても嬉しいです。
あと1話・・・凛太郎の笑顔で終わってほしいですね!
←web拍手です
※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
※公式HP(こちら
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