emitanの心にうつりゆくもの

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MIU404 最終話まで観終わりました

2020-09-07 15:22:50 | 2020春夏ドラマ
金10(TBS)「MIU404」、全話リアルタイムで観ました。
コロナの影響から金曜夜の在宅率が高かったというのもありますが、「22時までにテレビの前にスタンバイする」ということが苦ではなく、特に終盤は放送開始時間をとても楽しみにしていました。

序盤は「なんだかガチャガチャしているけど面白い」という感じだったのですが、
現代社会の闇を描いていたり、ググッと来るセリフが多かったりで、けっこう深いところまで描いている作品なのだな~ということを徐々に感じてきて、
いつしかかなり引き込まれていました。
そして、数話にまたがる伏線、豪華なゲスト俳優、疾走感にドキドキし、
でも、たまにホッコリシーンがあってクスッと笑わされたり・・・
11話まで綿密なプロットの元に作られていることが想像され、感嘆することもしばしば。
とても面白かったです!

ただ、ちょっと情報量が多すぎて、全部を追おうとすると疲れてしまうというのはありましたけどね
それが、私としてはこの脚本家さんのやや苦手とするところなのですが。
でも、そんなゴチャゴチャ感を、伊吹藍(綾野剛)の軽快さと、志摩一未(星野源)の包容力と、陣馬耕平(橋本じゅん)のパワーと、九重世人(岡田健史)の若さと、桔梗ゆづる(麻生久美子)のカッコ良さが見事に合体して、
ものすごく勢いのある熱量のある作品として駆け抜けていっていて、
「深く」も観れるけど「軽く」も観ることができるという、まさに看板どおりの「機捜エンターテイメント」として、とても完成された作品になっていたと思いました。

違法薬物の広がり方、裏社会に一度入ってしまうと抜けるのが困難なこと、外国人技能実習制度の裏側、トランクルームで生活する人たち、警察OBの闇、SNSや動画サイトの闇・・・
機動捜査隊の仕事が詳しく描かれている中で、そういった現代社会の問題点が巧みに盛り込まれていて、こういう社会派のドラマは結構好きなこともあり、そこでもとても見応えがありました。
(特に、伊吹の元上司・蒲郡(小日向文世)の話は、しばらく放心するくらいにダメージが


最終話、伊吹と志摩が死なないで、陣馬さんが目を覚まして、本当に良かったです!
桔梗さんは隊長から外されてしまったけど、あの決断力と上層部を動かす力は、機捜には無くてはならない「あるべきリーダーの姿」なので、続編が放送される時にはまた機捜にカムバックしてほしい!
九重は、キャリアと親の力を使って、これからもどしどし裏の情報提供をする形でバックアップの活躍してほしい!
そんな続編をまた観ることができるといいなぁ

アクションや全速力で走るシーンも多く、撮影はとても大変だったと思います。
お疲れ様でした & 楽しいドラマをありがとうございました!!
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 のみ
※公式HP(こちら

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