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TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~ 第8話

2012-12-03 16:41:34 | 2012秋ドラマ
第8話 「飛行機トラブルで試される管制官の絆」

篠田香織(深田恭子)は、羽田・福岡間の航空機のコクピットに乗って「普段顔の見えないパイロットたちが、どういう目線とどんな気持ちで空を飛んでいるかを学ぶため」の搭乗訓練をする。
航空機の副操縦士はグランドスタッフ時代の元同僚・西川俊一(忍成修吾)で、往路では積乱雲があるとの連絡が管制官から入ると、西川は機内サービスが始まったばかりの時間であることから積乱雲を避けて運航する選択をする。
篠田は、パイロットが航空機の内部の様子も踏まえながら判断をしている様子を知り、そして「1回のフライトにはたくさんの管制官が関わっていて、目的地に着くまでずっと見守っている」ことを実感する。
復路では、離陸後にモニターが故障し、バックアップモニターに切り替えるが、バックアップモニターも故障して画面が映らなくなる。
更なるバックアップを起動させるが全滅してエンジンの回転数と温度が確認できなくなり、残された画面(フライトディスプレー)のみで対応することに。
整備士に原因の解明をするよう運行管理室に連絡を入れ、連絡を受けた整備士は運行管理室に急行する。
フライトディスプレーも映らなくなり、「エマージェンシー(緊急事態)」を宣言して管制官に航空機を誘導してもらうことになる。
機体の方向確認は電気を使わないマグネットコンパスのみとなり、必ず方向に誤差が生じてしまうため、誘導する管制官はその誤差を承知の上で誘導する必要があった。
整備士は、航空機の今の状況をシュミレーターで再現して、そのままでも運航に差し支えないか確認したいとして、運行管理室に勤務している元操縦士・本上圭介(平岡祐太)にシュミレーション飛行を依頼。
迷う本上だったが受け入れ、エンジン計器やディスプレーが動いていない状態で運航に支障が無いかを確認すると、モニターの電気系統のみが問題で、管制官の細かい誘導があれば着陸できる状態であることが分かる。
しかし、更に着陸までの状態を再現したところ、車輪が正常に出ているかどうかがパイロットには分からない状態であることが判明したため、低空飛行(ローパス)で整備士に地上で車輪を目視で確認してもらってから着陸することになる。
すると羽田空港では霧が発生し始め、地上での目視の確認がしづらくなってきたため、コクピットに同席していた篠田は400フィートの高さなら管制塔の管制官も整備士も確認できると進言。
400フィートの高さでの低空飛行で車輪が出ていることが分かったため、航空機は旋回して無事着陸。
管制塔に戻った篠田は、主幹管制官・結城昇(時任三郎)に「たとえどんな不測な事態が起きようとも、空港スタッフ全員の力で航空機は必ず安全に目的地へ辿り着く。だからこそ世界で一番安全な乗り物だと言われているんだと、身を持って実感することが出来ました。すごい人たちが集まっている中で働いているんだな、って。」と話し、結城は「そうだな、ここで働く全ての人たちは、空の安全を守るための一つのチームだ。」と答え・・・


というような内容でした。

かなり緊迫した中で、パイロットと管制官、整備士、運行管理室の人たちが冷静に対応していく様子がしっかり描かれていて、とても良い回だったと思います
乗っていた乗客が分からない位、冷静な対応だったってことも描かれていましたね。
西川があっという間に成長したなぁ(笑)というのはありますが

本上が(シュミレーション飛行で)操縦桿を握る場面もありましたね。
リハビリにより、車いすは使わなくてもよくなるまでに回復して・・・ということで、最初の数話から見違える位の前向きな姿になっていました
まだ「またパイロットに」ということは口には出していませんが、気持ちはかなり前向きに動いていて、またパイロットを目指すべきかの葛藤をしているようですね。

今回も篠田の活躍は「400フィートの高さに」ということ位でしたが、まぁ緊急事態宣言をしているコクピット内であれこれパイロット以外が話すのはおかしいので、あれ位の関わり方だったのが自然で良かったと思います。
管制官ってこういう搭乗訓練もあるのね~と、また勉強になりました

次回の予告・・・まだ撮影が間に合っていないのかなぁ?
他の飛行場のトラブルで、大量の航空機が押し寄せるようですね。
空港って、いろいろトラブルがありますね・・・どう解決していくのか、来週も楽しみです
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