emitanの心にうつりゆくもの

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遺産争族 第8話&最終話

2015-12-18 15:59:29 | 2015秋ドラマ
第8話 「最終決戦!ムコ、争族の頂点へ」
最終話(第9話)「欲の果て 家とカネが燃える…!?10億争い衝撃の結末」

※感想のみ書きます。
※先週は忙しくて感想が書けなかったので、2週分まとめて書きます。

いやぁ・・・現金2億円が燃えてしまうとは!
あの強欲三姉妹&ムコ・恒三(岸部一徳)の事だから、どれだけ荒れ狂うことか & 河村龍太郎(伊東四朗)は どうなっちゃうの!?と思っていたのですが、
意外にあっさり河村家は結束しましたね
それまでがあまりにもネチネチとした骨肉の争いだったから、結束するのにもう少し時間をかけて感動的にした方が、ドラマとしては面白かったと思うけど・・・。
でも、肝心の現金2億円がなくなって、争うものが全くなくなったら、そういうものなのかな?(笑)

とはいえ、やっぱり庶民の私にとっては、自分がせっかく手に入れかけた2億円が無くなったら、あんなにすぐには笑えないかも ←宝くじに高額当選したら絶対に破滅するタイプ?

タンス預金は危ない
現金を一か所にまとめておいてはいけない
不動産の時価に気を付ける
火災保険は時々見直す
株券や会員権も定期的に見直す
そして何よりも
余計な火種を生みかねない遺言にするのなら、生きている間に法定相続人とよく話し合う。
といったところでしょうか。

龍太郎が「間違ってたよ。死んだ母さんや、みんながいたから築けた金だ。それを自分の物だと思いあがって、パーにしてしまった」という事に気づけたのは良かったです。
でも、龍太郎が大事にしていた缶に入っていた古い鍵は、何の鍵だったのだろう??(笑)

マー君こと正春(鈴木浩介)が、月子(室井滋)の元を離れてマトモになっていたのは、意外だったけど良かったです

月子が、社長である恒三を認めたのも、ちょっと感動的だったな。
さて、河村メモリアルは、誰が継ぐのかなぁ??
まぁ、しばらくは恒三が頑張って、後継者をじっくりと見定めた方がいいのかもね。

陽子(余貴美子)が娘・楓(榮倉奈々)に「夫婦はね我慢だよ。パパはママに心を許してたから、横暴に出来たのよ。だからママは我慢できた。ママにとっては我慢が愛情だったのかもしれないね」というセリフも、ちょっと良かったかも。
まぁ、余貴美子さんが狂って恒三に離婚を迫った顔があまりにも凄くてまだ忘れられないので(笑)、聞いた瞬間は笑ってしまいましたが


育生(向井理)が、最後に河村家にキレた理由が、観た瞬間はよく分からなかったけど・・・
河村家の一員として、家族として、みんなと対等な関係で、思った事を言ってみた(ケンカをしてみた)ということなのかな?


「遺産って、お金の事だけじゃないんだな。諦めないとか、頑張るとか、そういう生き様こそが遺産なんだよ」
「遺産が無くなっても、残ったもの(家族)があって良かったわね」
言葉は良いんだけど、ちょっと唐突感が

良い感じにまとめました!的な見せ方だったけど、私にはちょっと無理矢理感があったように思えました。
今期のドラマの悪い傾向として「最終話に一気に解決しようとする」というのがあると思うのですが、このドラマもそんな気が・・・。
一話一話は面白くても、全体の配分が悪かったかな。
題材は面白いものだったし、キャストは曲者ぞろいである意味では盛り上がっていたから、もっと全体の配分を上手くしたら、もっと感動的に仕上がったのでは?と思って、少し残念でした。
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
※公式HP(こちら
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