第5話 「決別」
※私は原作もアニメも見ていません。
助六(初太郎/山崎育三郎)が師匠・七代目有楽亭八雲(平田満)から破門されたのには、過去の、「先代・助六」との因縁があったのですね
入門に来た初太郎が持っていた扇子を師匠が見た時に、顔色が変わったように見えたのですが、やっぱりそうでしたか・・・。
師匠は六代目八雲の実子で、先代助六の方が十分に実力があったのに、息子の立場をめいっぱいに使って、大勢の前で父親に襲名を約束させたとは・・・
そんな先代助六は、挫折して日雇い仕事をし、素人落語の天狗連で落語を続けていたものの、野垂れ死に・・・
その育ての親を見て、幼少期の初太郎は「助六が八雲に」なってやるんだと執着していたのですね。。。
たぶん師匠と先代助六との確執までは知らなかったと思いますが、自分が七代目から愛されていないことは感じていたようで、観ていてとても切なかったです
師匠自身も、先代助六との名跡を巡る出来事で何十年経っても苦しみ、その苦しみから芸を極めていったというのはあるのでしょうけど・・・
「名跡の重みをしっかりと受け止めきれる度量がいるんだ・・・到底名前に勝てねぇって思い、それが一生ついて回るんだ」
そんな師匠の弱い面を直接聞いた菊比古(岡田将生)・・・
こういうこともあって、初回で描かれていた八代目八雲の孤高さが作り上げられていったのだな、と改めて納得しました。
みよ吉(大政絢)は、助六との子を宿しながらも、まだ菊比古に未練がありそうでしたね。
菊さん向けに品のいい女を演じていたようで。
助六に「思い出さないように、早く忘れさせて」と言っていましたが、助六も菊比古大好きだし・・・
奇妙な三角関係
みよ吉は、助六に落語をさせないようにしていたけど、7年後に菊比古が助六を落語界に戻すことに?
そして、来週のタイトルは「心中」!!
原作を知らないので分からないけど、嫌な予感しかしないのは気のせいでしょうか!?
助六が、菊比古の大声を聞いたら慌てて家から出てきて、抱きつこうとするのに頭を叩かれて・・・という、とても微笑ましいシーンで終わったのに、予告編で突き落とされました
自分の落語を追求していくうちに周りの人が一人一人といなくなり、孤独さを増して、「死神」が深くなっていく菊比古。
師匠が話していた「子別れ」もそうでしたが、出てくる落語が その時々のドラマの状況に重なって、更に味わい深いものになっていますね。
「助六に会いたい。もう一度助六を、助六の落語を取り戻さなくてはならない。師匠を失った今、助六の落語がアタシにはどうしても必要だったのです」
菊比古と助六のその後が、知りたいけど知りたくない、複雑な心境です
←web拍手です。
※これまでの感想
第1~2話 第3話 第4話
※公式HP(こちら)
※私は原作もアニメも見ていません。
助六(初太郎/山崎育三郎)が師匠・七代目有楽亭八雲(平田満)から破門されたのには、過去の、「先代・助六」との因縁があったのですね
入門に来た初太郎が持っていた扇子を師匠が見た時に、顔色が変わったように見えたのですが、やっぱりそうでしたか・・・。
師匠は六代目八雲の実子で、先代助六の方が十分に実力があったのに、息子の立場をめいっぱいに使って、大勢の前で父親に襲名を約束させたとは・・・
そんな先代助六は、挫折して日雇い仕事をし、素人落語の天狗連で落語を続けていたものの、野垂れ死に・・・
その育ての親を見て、幼少期の初太郎は「助六が八雲に」なってやるんだと執着していたのですね。。。
たぶん師匠と先代助六との確執までは知らなかったと思いますが、自分が七代目から愛されていないことは感じていたようで、観ていてとても切なかったです
師匠自身も、先代助六との名跡を巡る出来事で何十年経っても苦しみ、その苦しみから芸を極めていったというのはあるのでしょうけど・・・
「名跡の重みをしっかりと受け止めきれる度量がいるんだ・・・到底名前に勝てねぇって思い、それが一生ついて回るんだ」
そんな師匠の弱い面を直接聞いた菊比古(岡田将生)・・・
こういうこともあって、初回で描かれていた八代目八雲の孤高さが作り上げられていったのだな、と改めて納得しました。
みよ吉(大政絢)は、助六との子を宿しながらも、まだ菊比古に未練がありそうでしたね。
菊さん向けに品のいい女を演じていたようで。
助六に「思い出さないように、早く忘れさせて」と言っていましたが、助六も菊比古大好きだし・・・
奇妙な三角関係
みよ吉は、助六に落語をさせないようにしていたけど、7年後に菊比古が助六を落語界に戻すことに?
そして、来週のタイトルは「心中」!!
原作を知らないので分からないけど、嫌な予感しかしないのは気のせいでしょうか!?
助六が、菊比古の大声を聞いたら慌てて家から出てきて、抱きつこうとするのに頭を叩かれて・・・という、とても微笑ましいシーンで終わったのに、予告編で突き落とされました
自分の落語を追求していくうちに周りの人が一人一人といなくなり、孤独さを増して、「死神」が深くなっていく菊比古。
師匠が話していた「子別れ」もそうでしたが、出てくる落語が その時々のドラマの状況に重なって、更に味わい深いものになっていますね。
「助六に会いたい。もう一度助六を、助六の落語を取り戻さなくてはならない。師匠を失った今、助六の落語がアタシにはどうしても必要だったのです」
菊比古と助六のその後が、知りたいけど知りたくない、複雑な心境です
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