逃げる女 第２話

第２話　「許せない！裏切った友の幸せ、嵐が告げる再会の予感」

※感想のみ書きます。

「人を信じるとはどういう事なんだろう。人を信じられないから人を疑い、それでも信じられないから また疑う」
西脇梨江子（水野美紀）を疑いぬいて追いつめた刑事・佐久間学（遠藤憲一）も、妻の家出によって猜疑心にさいなまれていたのですね。
とはいえ、嘘の自白を生み出した罪は重いですが・・・
二人とも、信じていた人に裏切られた苦しみは大きいようですが、梨江子の方はカフェの店長・香村綾乃（原田美枝子）との出会いによって、少しだけ和らいできたのかしら？

綾乃もまた、夫に裏切られたという辛い過去を持っているようですね。
梨江子がパン作りが上手いと知って、共通点を持っていると親近感が沸いたけど、過去の事件を知って警戒して・・・
「いい色に焼き上がるパンだけが生きがいだった時があるんです」
梨江子の言う事を信じることにしたようですね。
境遇にも同情できるものがあったのかな。
「昔の事は忘れて。お互いに」と言っていましたよね。

綾乃は夫の事を「アイツの嘘には目的がないの。心の中、空っぽだから。嘘でもついていないと生きていけないの」と言っていて、梨江子はそれを聞いて川瀬あずみ（田畑智子）の事を思い出していたけど・・・
今回のラストで あずみと再会したけど、あずみが嘘の証言をした真意はどういう事だったのでしょうね。

でも、綾乃は、同じように突然やってきた谷口美緒（仲里依紗）は追い出そうとして・・・。
まぁ、美緒は見るからに正常な感じではないですからね。
自分で自分の事を「空っぽ」と言っていましたが
綾乃が美緒の事を警察に通報しないのは、何か憐みみたいなものがあるのかしら？
「空っぽ」だった過去の夫に美緒を重ねているとか？

県警捜査一課長・天野直将（加藤雅也）が刑事・安藤純也（賀来賢人）に
「お前に課題をやろう。人はなぜ罪を犯す？考えておけ」
と言ったのは何なのでしょうね？


次々と展開が変わっていった前回に比べると、今回はややゆったりとしていて、点と点がまだ繋がらない状態ですが、色んな伏線が散りばめられているような気がして引き込まれました。
次回は、いよいよ「梨江子 vs あずみ」となるのかな？
ドキドキします・・・
←web拍手です。
※これまでの感想
　第１話
※公式ＨＰ（こちら）