emitanの心にうつりゆくもの

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母になる 第6話

2017-05-18 16:26:58 | 2017春ドラマ
第6話 「この子を育てる!母になれなかった女の壮絶な告白」

長くてクドい割に共感できなく、ひたすらモヤモヤした1時間だったので、今回は辛口感想にて失礼します。


門倉麻子(小池栄子)は、誘いを断った男に付きまとわれて、広(道枝駿佑)に被害が及ぶ前に広を施設に預け、男をナイフで刺して捕まり、懲役2年の実刑判決を受けていたのですね。

「あの子を守るためなら、私なんかどうなってもいい。あの子のためなら私、何でもできる。死んだって構わない。だって母親ですから」
と言う麻子に対して、“ばあば”こと里恵(風吹ジュン)
「あなた、一緒に暮らしていただけで、母親じゃないわ!」と言ったら、
「じゃあ母親って何ですか?母になるってどういうことですか?」
と言い返していましたが、ここまでは深いなぁ~と思いながら観ていたのですけどね。。。

麻子が広と出会うまでの事を長々と描いていたけど、そこはもう少し短めにして、広と出会ってから葛藤は何度もありながらも「母」「ママ」となっていった姿の方を長めに見せてくれた方が、まだ共感できたかもしれないな・・・と。

麻子が広に出会うまでの「子供を持っていない女性の苦しみ」って、同じようなものを持っている女性って結構多いと思うし、私も子供を持つことが出来ていないので、「あー、こういう風に悪気もなく言ってくる人っているよな~」とは思う所が何点もあったのですが、長くて、観ていて気分が悪くなりました・・・。
そして、だからといって、警察や児童施設等に何も相談せずに育てようとする、というのは、やっぱり理解できないです。

麻子は、完璧な母からのプレッシャーが呪縛となって追い詰められていき、
付き合っていた彼の裏切り、3度の妊娠失敗で、精神的ダメージがピークになっていた、というのは分かりましたが・・・。
麻子のお母さんの声のナレーション、どこまでがお母さんの手紙に書いてあった事なのですかね??
後半は麻子の被害妄想がかなり入っていたように思うのですが・・・

柏崎オートで2人の母が広を見守る、というよりは、麻子はカウンセリングを受けた方がいいと思うのですが・・・。
ここ十数年で、彼女は自分の行為を正当化し続ける事で自分を支えていたと思うので、それを結衣(沢尻エリカ)がどうこうするのではなく、客観的な人が時間をかけて解きほぐしていく方がいいと思うのですけどね??
今後、どう展開していくのでしょうかね。


児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は、広の発見に本当に素晴らしい働きをしていたのですね
今年の4月に、広が持っていた麻子が書いた手紙を読んで違和感を感じ、
刑務所にいる麻子を訪ね、何度も訪ね、
麻子を弁護した弁護士を訪ねたり、
広の3歳以前の写真を麻子が何故持っていないのかが気になり、広が3歳の頃の新聞記事を探し出して、柏崎家に辿り着いた・・・
広の本当の幸せのために、疑問に思う事を調べ抜いてくれていたという、仕事熱心さと児童に対する愛情の深さを感じました。

そして木野は、出所した麻子とも何度も会って、麻子が広にもう関わらないようにと説得してくれていたのですね。
でも、「確かに門倉さんのやったことは間違ってます。でも、あなたは悪くない。門倉さんだけが悪い訳じゃない、僕はそう思います」と声を掛けた場面を観た時には、思わず画面に向かって「えーーー!?」と言って驚いてしまいましたが。
「誰かがそう言ってあげないといけない気がしたんです」との事だったけど、「門倉さんだけが悪い訳じゃない」という言葉はいいとしても、「あなたは悪くない」はダメなんじゃないかな?と思ったり。。。


広のためを思って、麻子と分かり合おうと話し合いの機会を持ち、柏崎オートで雇うと言う結衣。
「広のためなら何だってできます」と言っていたけど、分かり合えるのでしょうか??
予告編では結衣がビンタしていましたが


イライラ&モヤモヤするシーンが多かったので、陽一(藤木直人)のチュッチュッダンスと、予告編で陽ちゃん&広&木野による3人のチュッチュッダンスを流してなかったら、暴れる所でしたよ、ホント。
今回、CMで陽ちゃんのチュッチュッダンスがあるって分かっていたけど、放送開始から55分経っても無かったので、本当に辛かったです。
何度も観るのを止めようかと思いました。

陽ちゃんが出ていなかったら観なかったドラマだけど、陽ちゃんが出ているのに辛くなってきました・・・。
これからも頑張って観るつもりですが、あまり盛り込みすぎずに、じっくりと魅せてくれるスタイルに戻ってほしいな~と切に願っています
_____________

最後は、陽ちゃんについて少しだけ。

陽ちゃんのシーン、少なかったですね。

そんな中で、良かったな~と思ったのは、
麻子が育てていた「コウ」が柏崎広ではないかと思って結衣に電話をしたことを木野が話した時に、陽ちゃんが目を赤くして涙目になっていた表情
でした。
感情がとても入っていましたね。

チュッチュッダンス、ものすごく楽しみにしていたのに短っ!
でも、予告編では3人で楽しそうにしていたので、来週もそれだけを楽しみに待っていようと思います。
日テレに上手く釣られていますね、私

「チュー太の大冒険」を広が覚えていないのは、悲しかったな
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2 コメント

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Unknown (こけもも)
2017-05-20 09:04:38
今回は見ていられなくてリタイヤしてしまいましたが、後から頑張って見てみました(笑)

麻子は病んでいましたね。
私もどこが本当でどこからが妄想なんだろうとドラマを見ながら思っていました!

手紙もそうですが、同僚や上司の言葉も妄想なのでは?と思ってしまいました。
普通は子供より先に結婚を聞かれますからね。

不幸だったらなにをしても許される訳ではないですし、木野さんの「あなたは悪くない」という言葉もかける必要はなかったですよね。
麻子に同情してほしくてあそこまで長々と過去を見せたのでしょうけど、共感できないし、イライラしちゃいました(笑)
結衣の気持ちもよくわかりませんし、広も、13歳って反抗期なのに素直すぎるというか、純粋というか、もっと葛藤があってもいいのに。
そして藤木パパには是非とももっと活躍して頂きたいです!

でも、母になるだからやはり見守るだけで終わっちゃいますかね~(^_^;)
返信する
>こけももさんへ (emi)
2017-05-20 10:55:48
こけももさん、コメントありがとうございます!

>手紙もそうですが、同僚や上司の言葉も妄想なのでは?と思ってしまいました。
そうかもしれませんね。
「きっとこう言っているんだ」と、勝手にどんどん悪い方に妄想してしまっていたのかも。
30歳前後なら、子供の事よりも「結婚しないのか?」ですよね。
オジサマ方が露骨に結婚とか子供の事を聞くのはあるけど、後輩たちがあんな風に露骨に噂話をするのはあり得ないというか、どれだけギスギスした雰囲気の悪い職場なんだ?と思ったりしながら観ていたら、気持ち悪くなりました。
きっと病んでますよ、麻子。

麻子に同情させようとした回だったと思うけど、そう思わない人が少なからずいたのは、織り込み済みだったのか、どうなのでしょうね?

私も藤木パパにもっと活躍してもらいたいけど、やっぱり「母になる」ですからね(^^;)
「柏崎家」の結衣を中心とする再生物語なら嬉しいのだけど、広をめぐる「2人の母」の物語なのでしょうからね・・・。
「不器用な陽ちゃん」なので、温かく見守るポジションなのかな~。
少なくとも、ドラマ自体がググッと入り込める内容に戻ってほしいです!
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