emitanの心にうつりゆくもの

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ラブレボリューション 第6話

2012-07-06 15:55:21 | naohito過去ドラマ
第6話 「恋のディスタンス」

須賀英一郎は矢吹守の勤めるバーに行って、矢吹に「恭子さんと結婚することになった。君には早く知らせた方が良いと思って、それだけ言いに来たんだ」と伝える。
(写真1)
そして、偶然その店を訪れた、浅丘恭子の同居人で従妹の江川良枝にも「今度、君の従兄になることになったから。よろしく」と伝えて帰っていく。

たちまち良枝により、恭子と須賀が結婚するという話は広がっていき、職場の同僚にまで知られていく。
恭子は矢吹とたまたま公園で会い、自分から須賀にプロポーズしたこと、そして「好きな人と結婚が決まって周りから祝福されると、やっぱり嬉しい」と言い、無邪気に笑う。

片桐代議士の秘書・吉田は、片桐の娘・亜紀子に須賀が結婚したことを告げる。
大きなショックを受ける亜紀子。

飛行場で取材をしていた須賀は、フライト帰りの遠藤真理子と会い、恭子と婚約したことを伝える。
(写真2)
真理子は恭子の病院に駆けつけ、二人で大喜びする。
その後、恭子は真理子を連れてデパートに行き、早くも引き出物探し。
愛妻弁当の本、ガーデニングの本・・・たくさんの雑誌を買って、夢を膨らませる。

恭子は須賀と、結婚披露宴の話を聞きにホテルに行くが、須賀はその間も仕事の電話ばかりしている。
(写真3)
恭「須賀さん!もう、真面目に考えてよー」
須「考えてるよ」
恭「じゃあ、どう思うの?言ってよ」
須「悪いけど、式も披露宴もする気は無いんだ」
恭「えぇ!?ウソ!!」
須「ホント・・・」
恭「え~っ、みんなに祝ってもらいたいじゃない。
 家族にも、親戚にも、友達にも、仕事仲間にも」
須「金と、時間と、神経の無駄遣いじゃない」
恭「ウエディングドレス、着るなって言うの?」
須「白衣が似合うのは、もうみんな知っているからさ」
恭「じゃあ、どうしてこんな所まで来たのよ」
須「うーん、昼休みにホテルで会いましょう、ってのは魅力的なお誘いだなぁと思ってたからさ」
(写真4)
恭子の頬にキスをする須賀に
恭「係の人が戻ってきたら、どうするのよ!」
須「君のヌードも見ないうちから、婚約なんてね」
恭「・・・ねぇ、こうなったら新婚初夜まで取っておかない?」
須「えぇ!?」
(写真5)
恭「その方が、新婚旅行の醍醐味じゃない♪」
須「・・・それも面白そうだなぁ」
恭「でしょ?
 それで、ハネムーンベイビーができちゃったりなんかして」
須「ベイビー!?」
恭「うん。野球チームまではいかなくても、三角ベースができる位は欲しいなぁ」
須「子供はあんまり作りたくないな・・・」
恭「えぇ!?」
須「・・・こんな環境で、子供が伸び伸び育つと思う?
 可哀想だよ!」
顔を曇らす恭子・・・

その夜、恭子のマンションで
(写真6)
恭「えっ!どういうこと!?新婚旅行は無しって」
須「あー、別に何も海外に行く必要は無いって事。
 ほら、熱海ぐらいで良いんじゃない?」
恭「えー!?」
須「貫一・お宮の像でも見てさ」
恭「えー、どうしてー?アメリカが良い!
 まずはニューヨークでお芝居を観て、それから・・・」
須「僕じゃなくて、真理子さんと一緒に行けば良いじゃない。
 ほら、真理子さんのガイドの方が、完璧だろ」
恭「須賀さんとメイシー百貨店に行きたいの!」
須「メイシー百貨店?」
恭「ほら、ナタリー・ウッドのマンハッタン物語よ」
須「何それ?」
恭「プロポーズのシーンよ。
 メイシー百貨店の人ごみの前で、バンジョーを持ったスティーブ・マックイーンがナタリー・ウッドにキスするの!」
(写真7)
須「それ、やりたいって言うの?」
恭「いけない?」
須「僕はバンジョーなんて弾けないよ」
恭「三味線でも、ウクレレでもいいのよー!」
須「君、冷静になった方が良いんじゃない?」
恭「じゃ、家はどうする?」
須「家?」
恭「やっぱり都心から遠くても狭くても、犬の飼える一軒家がいいわよね」
須「僕は、引っ越す気も、犬を飼う気も無いけど・・・」
恭「えぇ?」
須「今の部屋、気に入ってるんだ。
 あっ、ここ引き払っておいでよ」
恭「・・・でもー」
須「遊んでいる部屋があるから、そこを君のベッドルームにすれば良いよ」
(写真8)
恭「えぇっ!?二人一緒の部屋じゃないの?」
須「僕の仕事が、夜遅いの知ってるだろ?」
恭「あたし、ちょっと位の物音じゃ絶対に起きないから!」
須「夜中に明かりつけて本を読むのに、気を遣うじゃない?
 それとも別居婚が良い?」
恭(首を激しく横に振る)
須「新婚旅行、行きたいんだー」
恭(大きく何回も頷く)
須「一軒家に住みたい?」
恭「うん!」
須「ウエディングケーキ、カットしたいんだー」
恭「カットしたい!!」
須「ゴンドラなんかに乗っちゃったり?」
恭「乗りたい!乗りたい!」
須「乗りたいの!?」
(写真9)
恭「一緒に乗りたーい!」
須「・・・僕は恥ずかしいよ・・・」
・・・顔を膨らまして、ため息をつく恭子。

明くる日、職場でその話を野党議員の秘書・さゆりに話す須賀。
それを聞いたさゆりは「それは女医さん、可哀想ね。須賀君ってもう少し女心が分かる男だと思ってたけど」と言われる。
他の女性記者にも責められた須賀は「32歳のキャリアの女医さんだよ。何だかんだ言っても、合理的な人なんだよ」と言う。
しかし女性記者に「もう、そこでとことん言えないから、キャリアなんじゃない?」と言われ、
さゆりにも「ドレスや披露宴にこだわるなんてカッコ悪いかな?須賀君に嫌われるかな?って、プライドが頭をもたげてくるのよ。そこを分かってあげなきゃ」と言われてしまう。
(写真10)
そんな話をしているうちに、須賀に本社から呼び出しの電話が入り、話は終了する。

恭子はウエディングドレスのディスプレー前を歩いていると、料理教室の先生に会う。
ウエディングドレスは着ないと暗いトーンで話す恭子に先生は、「いろいろ迷いがあるでしょうけど、思い切って結婚することにして良かったって思える日が必ず来るわ。だって、一番愛しい人と結ばれるんですもの。それ以上に素晴らしいことなんて無いと、私は思うわ」と言い、それを聞いて恭子は少し元気になる。

病院で恭子は、上司に文京医科大学の教授から助手のオファーがあったことを聞かされ、博士号の夢も遠くないと言われて、とても喜ぶ。

恭子は、須賀に話したいことがある、と呼び出される。
(写真11)
須「急に呼び出して、悪かったね。
 話したいことがあってさ」
恭「私もね、あなたにグッドニュースがあるの」
須「何?」
恭「須賀さんから言ってよ」
須「いいよ、君から」
恭「ダメ!3歩下がって夫を立てる妻になるの」
(写真12)
須「僕の方も、グッドニュースなの」
恭「えっ、何!?」
須「ウエディングドレス、着ていいよ!」
恭「ええっ!?」
須「披露宴もやっていい!」
恭「ホントに!?」
須「子供も作っていいよ!」
恭「えぇ・・・!?」
須「もうね、野球チームでも、サッカーチームでも出来るぐらいいてもいい」
恭「いいの!?」
須「それから、一軒家に住んで、セントバーナードを飼おう!」
 新婚旅行も行っていいよ!」
恭「えぇ!?・・・熱海?」
須「何言ってるの!アメリカだよ!
 あの・・・メイシー百貨店だっけ?行っていいよ!」
恭「ねぇ・・・一体どうしたの?」
須「君がそうしたいって言うから、考えたんだよ」
恭「えっ・・・!!ねぇねぇねぇ、何泊にする!?
 お休み取らなきゃ!」
(写真13)
須「千泊千一日」
恭「えっ?」
須「アメリカ転勤の話、受けたんだ」
顔が曇る恭子・・・

須「アメリカのワシントン支局に転勤するんだよ。
 ワシントンなら、仲の良い友達だけ呼んで、安くて良い式が出来る。
 たくさんの子供を、緑いっぱいの環境で育てられる。
 社宅も一軒家だし、楽しい新婚旅行だよ。
 君の喜ぶ顔が見たくて、受けたんだ」
恭「私の仕事は?」
須「あぁ・・・辞めてもらうしかないよね。
 ごめん。
 でさぁ、君のグッドニュースって何?」
恭「・・・」
 
________________

えっと・・・まずお断りですが、矢吹&真理子のストーリーは割愛しています(笑)
矢吹が恭子のことが好きなことは、写真1のとおり須賀ちゃんも知っているし(前話でジョーに殴られたもんね)、真理子も気づき始めていて、知らないのは恭子だけなんですよね。

もう、恭子と須賀ちゃんの結婚観が噛み合わなさすぎて可笑しすぎます!
恭子の夢もちょっと引いちゃうくらい大きいけど、須賀ちゃんは酷すぎるね~。

でも、写真4~5のくだりで「新婚初夜まで取っておかない?」という恭子に対して、須賀ちゃんは「それも面白そうだなぁ」なんて言って(笑)
須賀ちゃんは、恭子のことは一目惚れに近いようなものだったのかな?
体が合うかは問題ではなく(おっと、爆弾発言?)、心が合っているっていうこと?
それともキスがそんなにお互いにビビッときたってこと?

写真6~9のくだりも、恭子が可哀想だなとは思うけど、恭子の暴走ぶりも面白く(笑)
写真9って、ちょっと直人さんの素が入ったリアクションかなぁ~と。
二人とも、すごく楽しく盛り上がっていて、素のように楽しそうなんだけど、「・・・僕は恥ずかしいよ・・・」ということで一気に落とされて
確かにゴンドラ・・・流行った時期もあったようですね。

そして「さゆり」登場!
やっぱり良いこと言いますね~。
「須賀君ってもう少し女心が分かる男だと思ってたけど」って。
もっと言ってやってください!!
須賀ちゃんも、ちょっと反省したような表情が(写真10)

で、最後に写真11~13のシーソーのシーン。
もうね、シーソーの揺れ具合が、ちょうど恭子の心情とシンクロしていて、本当に素晴らしい!!
考えた人も素晴らしいし、セリフを喋りながらシーソーもしっかり動かす二人も素晴らしい!
江角さんは体育会系ですからね~。
二人の息がピッタリ、バランスもピッタリでした
・・・で、須賀ちゃんは、ニューヨークだったら子供がいてもいいのね~。
永住するつもりなのかなぁ?
まぁそれ以外のことは、もし日本でそういうことをやったら、今まで数々の浮き名を流してきたであろう須賀ちゃんが・・・と知人に何言われるか分からないってことで嫌だったのかな?
亜紀子みたいに須賀ちゃんの結婚にショックを受ける人、たくさんいそう・・・。
本人には、その自覚はないようで(恭子もだけど)。

さてさて、恭子の博士号はどうなるんでしょう~

_____________

写真8、すごく良い表情だなぁ~と。
ちょっと用事が立て込み、更新速度が遅くて申し訳ありません
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2 コメント

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Unknown (ひまわり)
2013-07-03 05:12:41
シーソーのシーン、
ラストシンデレラのラストシーンの場所ですよね?。
晴海客船ターミナル・・・?
10年前からあったんですね。
なんだか時を越えてお目にかかれるとは・・・・
変な気分(笑)。
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>ひまわりさんへ (emi)
2013-07-03 14:12:08
ひまわりさん、こちらにもお立ち寄りいただきありがとうございます!

そうです、ラストシンデレラと同じロケ地のようです。
私もラスシンを観ていた時に「あれ?須賀ちゃんと恭子さんのシーソーシーン!?」と思っていたのですが、ツイッターのフォロアーさんもそうつぶやいていらっしゃいました。
でも、ラスシンの方は、藤木さん登場シーンでは無かったですね(^_^;)

このシーソーシーン、セリフの内容に合わせてシーソーの上下や水平になるタイミングも合っていて、「脚本家&監督、凄すぎる!!」と思った、私としては「(今風で言うと)神シーン」でした♪
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